本を読み始めてだいぶ経つ。文学から始まり、歴史小説に移り、最近はノンフィクションを読むことが多い。最近は時間ができたこともあり、週末は図書館に通って、新聞と本を読んでいる。
これまで本は紹介されたものを読むのではなく、自分で探し出すという考えで長い間生きてきた。自分で探すというのはこれまで読んだ本の著者の別の本を読んだり、書店で平置きになっている本や各レーベルの棚をじっと見つめて、表紙やタイトルで目に飛び込んでくる来るものを選び、買ってきた。
そんなやり方が変わってきたのは数年前になる。楽天マガジンでいろいろな雑誌を読み始めると、本を紹介する特集に出会うことが多くなった。雑誌で紹介されている本をメモしておき、次の本を購入するときにメモを見返して購入してきた。
「赤と青のガウン」(彬子女王)、「ねにもつタイプ」(岸本佐知子)は特に面白かった。
本を紹介されることにだいぶ慣れてきたので、「本を読んだら散歩に行こう」(村井理子)を買ってみた。
「兄の終い」を読んで面白かったので、他の本も読んでみたいと思っていたけど、なかなか機会がなかった。本屋の店で目に飛び込んできたので買ってみた。
まだ最初の40ページほどしか読んでいないけど、歩んできたその時々に出会った本と思い出と感情があふれ出ている。
例えば10ページで放課後の自宅の風景が描かれているが、自分が小さかった頃に感じた風景と同じだ。夕日の赤さが外の景色を真っ赤に染め上げる感じは自分の小さかった頃に感じた情景であり、世界中すべての人が子供の頃の記憶として残っているのではないだろうか。
