有限責任と無限責任の違い
1.無限責任
定義:会社や事業が負った借金や債務について、経営者や出資者が「自分の財産すべて」を使って返済する責任を負うこと。
例:事業が倒産して1,000万円の借金が残った場合、会社の資産で返済できなければ、経営者や出資者の「個人の貯金や家・車」なども差し押さえられる可能性がある。
該当する会社形態:合名会社の社員、合資会社の無限責任社員、個人事業主
2.有限責任
定義:会社や事業が負った借金や債務について、出資者は「自分が出資した金額の範囲内」でのみ責任を負うこと。
例:株式会社で100万円出資した場合、会社が倒産しても「最大100万円」までしか責任を負わない。個人の財産には基本的に影響しない
該当する会社形態:株式会社の株主、合同会社の社員、合資会社の有限責任社員
無限責任は怖いけど借金となるリスクを取らないような営業をすれば、問題なさそう。ただ、損害賠償など発生すると借金が発生するかもしれない。
