BONNAT コートジボワール産カカオのチョコレート | afrinote -フランスから 遠くアフリカへ-

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コートジボワール フェアトレード・チョコレート プロジェクト     
“afrinote” (アフリノート)にアフリカへの想いを込めて。
  
2002年 渡仏
2011年2月 娘カロンが誕生、
2014年9月 次女ミロンが加わり、
子育てとプロジェクト ― の日々です。

コートジボワールは世界第一位のカカオ生産国です。
世界の生産量の約4割弱を占めます。

ところが、“コートジボワール産”と明記されたチョコレートを見つけるのは難しい。
ほとんど見ません。

以前、「あ、コートジボワール産だ!」と思ったら
ただの“IVOIRE”= 色がアイボリー = ミルクチョコレートのことだったり。

産地別カカオのチョコレートってワインの地域別の違いのように
どんどん注目されて行っているようです。


では、最も生産されているコートジボワールのカカオはどこに行っているのか。
コートジボワール産カカオの輸出先ってヨーロッパが多いそうですが。
きっと、スーパーで販売されている、大量生産向け商品に使われているんだと思います。
日本の輸入は75%がガーナ産 。)


ふと見つけた、コートジボワール産カカオのチョコレート。
BONNAT。フランスの創業1884年以来の老舗で
ここが最初に産地別カカオのチョコレートを販売し始めたそうです。


食べ比べたいので、高品質と言われるヴェネズエラ産のものと一緒に買いました。
カカオ含有量は同じ75%。
100g 4,2€。

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結果。

面白い程味が違う!

コートジボワール:バターの風味豊か。こってり。カシューナッツとか油分の多いナッツを
         彷彿させる。酸味は少ない。
         品種は明記されてないけど、フォラステロ種だと思われる。
         (アフリカのカカオはほとんどがフォラステロ種。)

ヴェネズエラ:森の中の木の香り。少し酸味がある。
       Chuaoという村限定の希少価値のあるカカオからできています。
味はカカオのロマネ・コンティと言われているそうです。


味の感想はあくまでも個人的な感想ですからね。
チョコレートの酸味が好きな人と嫌いな人でも分かれるし。
チョコレートの味を利き分けるって、やっぱり訓練が必要。
私もまだまだ成長途上だから、もっと分かるようになりたい。


BONNATは、使用するカカオも製法も世界でトップクラスです。
こういうチョコレートを目標として、
コートジボワール産カカオでおいしいチョコレートを作りたい!