いつも読んでいただいてありがとうございます
「春になるからダイエットしなくては」という声がそろそろ聞こえてきそうです
この『ダイエット』ですが、減量と思っている方が多いようですが、厳密には違います
ダイエットとは規定食 美容や健康など体調維持のための食事制限のことです
「痩せるためにダイエットする」
これはもちろん正しいです
「太るためにダイエットする」
実はこれも正しいのですね
私のところに来られるアスリートの卵たちは圧倒的に後者です
体重を増やしたいとか身体を大きくしたいという方がほとんど
減らしたいというご相談は今まで2名くらいです
アスリートでなく、一般の方のご相談は「減らしたい」が圧倒的に多いですけどね
どちらにしても、食事制限をすることにはかわりありません
何を いつ どれくらい食べるのか?
これは当然ですが、目的によってそれは異なります
例えば、「痩せたい人のダイエット」は
食べないことだと思いますか?
実はそうとは限らないのです
体重をギリギリに落としたバレリーナがさらに体重を落とすだけでなく、舞台を踊りきれるだけのスタミナは欲しいということで、糖質制限を中心にダイエットしました
ですが、痩せない
それだけでなくやはりスタミナがない
残念ながら、これでは意味がありません
なので、糖質制限をまず止めました
でも糖質は摂りすぎれば必ず太るので、摂り過ぎは厳禁
その為、厳密なMETs計算をして、1日に必要なエネルギーを計算し、そのうちの60%を炭水化物で摂取するように食材の種類や量、調理方法を計画し、実行しました
METsというのは活動や行動で消費するエネルギーを数値化してあるものなので、それを用いることで自分の消費エネルギーを計算することができます
体重を落とすためには
消費エネルギー>摂取エネルギーであればいいのが原則なので、まずは自分の消費エネルギーを知ることが重要です
そして、摂取エネルギーを計算し、そこから食べるものを考えて組み合わせ、献立を立てます
摂取エネルギーを計算して、知るだけではダメなんです
エネルギーと食材だけでなく、栄養も考えて組み合わせなくてはいけません
糖質制限を止めたのはここに理由があるからなのです
制限するのは摂取エネルギー
糖質だけでなく脂質もたんぱく質も計算して摂取します
めんどくさそう…
その通り
食事だけで痩せるのは本当に大変なのですよ
もちろんこれは最大限運動をしているアスリートの場合です
これ以上ないくらい身体を動かし、エネルギーを消費しているスポーツ選手ですから、現状維持でなく体重を落とすのは食事制限しかありません
だから、大変なのです
落とさなければいけない競技もありますよね
でも、人間の身体は計算通りにはいきません
特に極限まで鍛えているアスリートはなおさらですね
でも、一般の私たちなら…
食事制限も大切ですが、運動して消費エネルギーを増やしましょう
運動してますか?
動いてますか?
食事だけで痩せるなら、アスリートと同じようにきっちり計算して、考えて食べるものを計画し、それを実行しましょう
痩せるのも太るのも大変なのですよ
来月の食育相談&勉強会のスケジュールは3月7日(木) 8日(金)です
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