「M市はどこなのか」、そんな議論が各地で勃発し、在ること無いこと様々な情報が飛び交って、現在アンダーグラウンドの世界は混乱している様子です。怪奇現象です。ありがたいです。
ただ、申し訳ありませんがまだ「M市」を発表することはできません。予告編通りの謝罪でございます。
しかし、先週のよぉに謝罪するだけでは無愛想なので、今週は代わりのネタをご用意致しました。

特別企画。
「L」ってどないすんの?!!

ルール発表の回でも触れましたが、アルファベットがキーになる当企画にとって、日本語にその音が存在しない4文字、「L」と「Q」と「V」と「X」の番では、何か手を打たんとアカンのです。
…そぉなんです。その中の1文字、「L」が目前に迫っているのです。

―遡ること数週間前。
「L問題」に対してとある案が浮かんだ頃、偶然にも、ある日のバイトからの帰り道で、マイミクであり、当企画のヘビーリーダーでもあるひとっさん氏に出会ったのです。こぉなれば、氏にその案を確認してもらわない手は無かったのです。

俺「どぉも~」
ひ「やぁ、これはこれはバグリアルーロじゃん。偶然だねぇ」
俺「やんな!!!てゆか唐突やねんけど、質問してええかな?!!」
ひ「何さ???言っちゃいなよ」
俺「『湖』って、英単語で書いたらどんなスペル?!!」
ひ「何だ、そんなことかい?!!湖は…エル、エー、ケー、イー、さ」
俺「やんな?!!と言う事は、頭文字は『L』やんな?!!」
ひ「そぉさ」

「湖を地名表記すると、『Lake 〇〇』となるはず…」、そんな俺の推定が正解であったと、氏によって証明されたのです。―

このよぉに、「L問題」は解決しました。

お察しの通りです。
と言う訳で、俺は「L」の番では、「日本のどこかの湖」へ行きます。
湖岸添いにお住まいの方々、いつか俺がそこへ行くかも知れませんが、その時は宜しくお願いします。

そんな現状、「M市」へ移動中。
御詫び。

卒業旅行記の更新を毎週楽しみにして下さっている数少ない読者様、並びに、旅の道中にご協力頂いた皆様、大変申し訳ございません。
今週は、編集が追い付いておりません。かと言って、何か特別企画を準備している訳でもございません。
早すぎるネタ切れに、俺自身も涙を呑んでおります。

しかし、企画の今後に見通しが開けない状況では全くございませんので、スケジュール面と予算面で折り合いが付き次第、再始動させて頂きます。

まぁ、素人が一人で勝手にやってることですので、こんな突然のハプニングも「あるよ」と言うことで。御愛嬌と言うことで。
長い目で見てやって下さい。
(ここだけの話、この勢いですと、来週も謝罪になりそぉです。)

「M市」がどこなのかを気にして下さっている方、俺も早く発表したいのですが、もぉしばらくお待ち願います。

これからも、火曜深夜にだけは、読者様の枕元に、「日本環状線」が置いてありますよぉに。

「…あぁぁぁぁ!!!ファン減ったなぁぁぁ!!!涙。」
―前回。
兄:「…(NNN)市!!!」
俺:「おぉぉぉぉ!!!」―

次なる地へ到着した頃、時間はもぉ夜の10時半を過ぎていた。
そこは、中京のド真ん中、いや、日本のド真ん中。
N市、イコール、名古屋市。

時間が時間なので、その日はとりあえず漫喫で仮眠を取り、朝が来るのを待った。


卒業旅行2日目。

実は、俺は就活の都合もあって、最近まで名古屋へは何回も通っていた。ついでに言えば、その会社には内定を頂いたりと、何かと恩のある街。
そんな数ヵ月前に覚えた土地勘を生かし、朝の早よからしばしの観光。

さて。今日もやりますか。

ふと見上げたビルの屋上のデジタル温度計が32度を示す中、名古屋一の繁華街である(らしい)栄で、「日本環状線」の延線作業開始。
次は、「M市」へと導いて頂こぉ。

@栄交差点。

ここは、名古屋の深夜番組、「ノブナガ」のロケコーナー、「地名しりとり」、「写真マラソン」、「ごはんリレー」など、数々の人気企画がスタートした場所。大阪駅の歩道橋同様、自分の一人旅がこんな聖地とも呼べる場所をハシゴすることになるなんて、そらぁ俺も、「おぉぉぉぉ!!!」って言うわ。

大阪では1人目で成功したこともあり、知らない人に喋りかけることには若干慣れはした。しかしアウエーの地にとなれば、さすがに嫌われることも増える。なかなか立ち止まってもらえない。初めて、一人旅の淋しさを感じる。

素通りされ続けること約1時間半、疲労からしばらく休憩することにした。セントラルパークのテレビ塔下で、噴水の音を聞きながら喫煙タイムだ。
しかし、こんな時に限ってライターが不良。なかなか火が点かない。もぉ、嫌になるなぁ。
すると、俺の目の前に一人の外国人の女性がやって来た。彼女はそんな俺の姿を見ていたのか、何とライターを貸してくれたのだ。ピンク色のライター。
俺:「あ、ありがとぉございます!!!」
おそらく、言葉は通じなかったのだろぉ。彼女は、「いえいえ」と言わんばかりの笑顔を見せ、すぐさま名古屋の街へ消えて行った。
彼女の何気ないこの行為に、俺は再び動く力をもらった。
これは俺の勝手な想像だが、世界のどこかに女神さまが居るとしたら、多分あんな姿やと思う。
いや。俺は、女神さまの錯覚を見たのだろぉか。この噴水は、聖なる泉か。

新しい気分で、再び栄の交差点へ。

すると何と、女神さまの効果なのか、作業再開から間もなくして、メッセンジャーと思われるお兄さんを発見。
ここで、俺は閃く。
メッセンジャーの方なら、日本各地へ行っているはず。と言うことは、色んな地名を知っていてもオカシくない。
…シナリオは、自分で描くものだ。

俺:「すいませ~ん。僕、とある大学の学生で…(中略)…ご協力頂けますか???」
兄:「はい。何でしょう???」
よし。話を聞いて頂けた。
俺:「『まみむめも』から始まる日本の市町村を一ヶ所連想して頂いて、このノートに書いて頂きたいのですが???」
兄:「まみむめも???市町村???えぇっと…。」
俺:「どこでも構いません!!!」
一瞬の静寂。
兄:「あぁぁ!!!」
サラサラサラッと。
俺:「ほぉほぉ。(MMM)市?!!(MMM)って、(バキューン!!!)県の???」
兄:「そぉです。」
俺:「なるほど!!!そぉですか!!!」
さて、(MMM)市を連想して頂いたお兄さんに、企画を説明。
俺:「実は僕こんな企画をやってまして、次は(MMM)へ行くんことになったんです。」
兄:「えぇぇ!!!そぉだったんですか!!!でも、『まみむめも』って意外と少ないですよねぇ???」
俺:「そぉですねぇ。僕もあんまり想像つかなかったんです。」
素人が一人でやっている企画にも関わらず、本当に親切に接して下さったお兄さん。どこから来られたのか、聞いときゃぁ良かったなぁ。

俺:「じゃぁ、次へ行って来ます。ありがとぉございました!!!」
兄:「頑張って下さい!!!」
感謝の思い以外には、何も無い。
ほんまに頑張らんとアカンな。

その後、道を尋ねた方がたまたま静岡からの旅行者やったり、旅をしてると色んな出会いがあるもんだ。

次は(MMM)市。

「…だんだんオモロなって来たでコレ!!!」

続く。