以前、Base Camp クライミング・ジム (平山ユージさんが開設したジム) での
墜落事故検証の件を、記事にて上げてきました。
で、更にこの墜落事故で使用されていた、BEAL 社 Lock Up School を
輸入管理している、ロストアロー社からの報告が出ました。
べアールLock Up School使用中の事故についての報告
メーカーは海外メーカー BEAL になりますが、今回の件、
現場 → Base Camp → ロストアロー → BEAL社
へと話がまわり、Base Camp側、ロストアロー側(日本)は現場検証をきちんと行い、
BEAL社(海外) への報告、対応と今後の使用制限などを含めた報告の
公表をしている点は、私的にかなり好感を持てます。
一方、ダイビング業界で過去に私自身が事故に遭ったとき、
現場検証などみじんも行われず、一部の自称 有識者の勝手な
判断で善悪を決め付けられ、それを基に
非難とその後の言動の封じ込めがあったこと、
責任追及などのみをおこない、機材側は何の検証もなく善、
全てヒューマンエラーで片づけられた、という苦い経験を持っている身として、
昔のことながら、非常に嘆かわしい、この違いに対する理不尽感を
感じざるを得ない。
今、クライミング業界はオリンピック競技にも選ばれ、否、その前から
クライミングジムが多く作られ、それまでの業界人の努力が実った結果、
今の隆盛があるのだろう、と思う一方、
ダイビング業界は、都合が悪いことは隠蔽、すべてヒューマンエラーと片付け、
事故者の責任に封じ込め、自分たち含め、業界は問題ないと
素知らぬ顔をしてきたがため、世間からは認められず、業界が伸びない、
というロジックなのだと再実感しています。
先日記載したノボランマの事故の件も、
幼稚な事故検証で終わることなく、
同じように事故解析をきちんと行って事故防止に役立ててほしいと切に思う。