春から初夏にかけてはシェーヴルチーズの旬になります。
 
という事は今が真っ只中!?
(本州はもう夏なのでしょうか!?あせる)
 
青草やハーブのフレーバーをまとったシェーヴルがチーズ専門店に並んでいるはずです。
 
(※シェーヴルとは、フランス語で雌山羊、山羊乳チーズを指します)
 
 
シェーヴルは小さいサイズのものでもお値段はなかなか汗汗
 
とても高い気がして結局他のチーズを選んでしまいがちです。
 
ですがこのチーズ、小指の先ほどの少量でも、口に入れると旨味が一気に広がり、長い長~い余韻が楽しめるのです。
アメのようにずっと舐めていたいと思うほどもぐもぐ🧀
 
この旨味の広がり方は、特にフランスの小型のシェーヴルにある特徴です。
少量でも充分満足できますので、ぜひお試しを♪♪
 
 
ちなみに私の好みですが、例えば「 マコネ 」や「 シャビニョル 」だったら青カビがチラホラ生え始めた頃。
青カビが生えていたら「ラッキーラブラブ」と。
 
でもその状態だと、辛味が現れている事が多いので、その場合は表皮だけナイフで削って外すと問題なく、と~っても美味しく頂けます照れ
 
ちなみにこの場合の「辛味」とは、よく大根の辛い部分のような辛さと表現されますが、私の表現だと、青くなったジャガイモを食べた時の、舌の両サイドが「ピューン」となる感じです。
 
青くなったジャガイモを食べた事のない人が多いので、イマイチ伝わりませんが…笑い泣き
 
今から15年前に、フランス パリにチーズ専門店をオープンさせた、熟成士であるチーズ王国の久田早苗さんは、長年熟成を手掛けているけど、未だにあの「辛味」の良さを理解する事が出来ないと、講習でお話されていました(かなり前の講習ですが・・・)
日本人には理解しがたい味のようです。
 
フランス人の方々は小さい時から食べているから当たり前の味で、好んで食べられるのだとか。
幼い時からの経験で、チーズの「辛味」の味覚が発達したのでしょうね。
日本人にはその経験が無かったために、脳が「美味しい」という認識にならないのですね。面白いです♪♪
 
 
山羊乳の風味が苦手、又は食わず嫌いな方は、最初はセミハード系のシェーヴルから始められると良いと思います。
 
例えばフランス領のバスク産の「トム ド シェーヴル モンターニュ」やオランダの山羊のゴーダ「バラリーナ」、スペインの「ケソ デ ムルシア アル ヴィノ」あたりで様子をみてはいかがでしょうか。
 
チーズの新しい世界が広がるはずです♪♪
 
 
 
アフィナージュは白カビ、青カビ、ウォッシュ、シェーヴルタイプの熟成期間を指定して発注しています。
食べ頃のチーズをお届けしています♪♪
 
それではまた シャンパンロゼワイン