4月24日第4回目の農業体験モニターに参加して参りました。前日まで降り続いた雨がようやく上がり、多少肌寒さが残りながらも朝から晴れ間が覗いており、ホッとしました。
しかし、播種時に雨天等で土が湿っていると芽が出にくい上、(播いた種に掛ける土が塊になってしまい、芽出しを阻害してしまう為。)前回に引続き、今回も雨天で実習が出来なくなってしまうと、後々の影響(播種のタイミングを逃すと作物の出来に悪影響が出る為。)を思い、ずっと天候が心配でした。今回農業体験モニターに参加する事により、今まで以上に天候を気にする自分が居る事を感じております。
今回は、前回雨天で延期となった「サニーレタス、人参(品種:MS春蒔5寸)の播種・里芋の植付」と本日の作業「枝豆(品種:天が峰)、つるなしいんげん(品種:さつきみどり)、とうもろこし(品種:ピーターコーン)の播種・マルチ張り(鳥害防止、保温効果促進の為。)・鍬の使い方の実習」をしました。以下が作業内容です。
1.殺虫剤散布・・・
①害虫(ヨトウムシ、ネキリムシ)対策の為、ダイシストン粒剤を畦に均等に播き、ホー(地面を平らにする農具)で軽く表土と馴染ませる。
②馴染んだら畦の表面を平らにする。(雨天時、畦に水溜りを作らない様にする為。)
2.サニーレタスの播種・・・
①畦(1.5m×0.7m幅)に縦方向15cm間隔×10箇所播溝(直径5cm)を作る。30cm離して同様の播溝をもう10箇所作る。(合計20箇所、縦方向に2列)
②播溝1箇所につき5粒づつ、1cm深さに播種する。種が微小なので、深くならない様に掛ける土の量に気を付ける。土中の水分で充分発芽する為、水遣りは不要。
3.人参の播種・・・
サニーレタスの播種と同様。
4.里芋の植付・・・
①畦(6m×0.7m幅)の中心に縦方向60cm間隔×10箇所植付位置を作る。(合計10箇所、縦方向に1列のみ)
②植付位置1箇所につき1個づつ、5cm深さに種芋を植付ける。土中の水分で充分発芽する為、水遣りは不要。食用里芋ではなく、種芋(除ウイルス済)を使う事。1個40g~50gの大きさが良い。種芋の上下(上:尖っている芽がある。下:切り取った様な平面がある。)を確認してから植える。
5.枝豆の播種・・・
①畦(3m×0.7m幅)の中心(この中心線をAとする。)に縦方向30cm間隔×10箇所播溝(直径10cm)を作る。
②播溝1箇所につき4粒づつ、2cm深さに播種する。土中の水分で充分発芽する為、水遣りは不要。
③中心線Aと平行して右へ15cm幅離した縦方向深さ10cmの溝を引く。(この溝をB1とする。)同様に中心線Aと平行して左へ15cm幅離した縦方向深さ10cmの溝をもう1本引く。(この溝をB2とする。)
6.つるなしいんげんの播種・・・
枝豆の播種と同様。
7.とうもろこしの播種・・・
枝豆、つるなしいんげんの播種と同様。とうもろこしのみ播溝1箇所につき3粒づつ播種する。
8.マルチ張り・・・
枝豆、つるなしいんげん、とうもろこし各々の畦に引いた溝B1・B2にマルチ用フィルム(透明色)を張る。
①畦のサイズにカットしたフィルムを風上から風下に向けて縦方向に皺が表れる位に引っ張りながら位置を決め、固定する。(2人で行うと効率的。)
②10cm深さの溝を作り、フィルム端を埋め込み、土で押さえる。
③次に横方向に皺が表れる位に引っ張りながら固定する。まず溝B1にフィルム端を埋め込み、土で押さえる。最後に溝B2にフィルム端を埋め込み、土で押さえる。(フィルムの四方の端を土で押さえた状態にする。)強めに張り、畦に密着させる事が重要。
9.鍬の使い方の実習・・・
下記の「大事ポイント」にて・・・。
大事ポイント・・・鍬使いはコツがあります。土を「掘る」のではなく「削る」のです。地面に対して鍬を直角に当てるのではなく、地面と鍬が水平になるような感覚です。先生や実習生の皆様は「サク、サク、サク・・・。」とリズム良く耕しつつ、鍬に載った土も同時に落としながら畦を作って行かれますが、私は鍬に載った土を同時に落とせず「ザクッ、ドボドボッ、ザクッ、ドボドボッ・・・。」とまるで子供の泥遊びさながらの姿をご披露する羽目になりました。大人なのに鍬一つ使えないなんて、情けない事この上無し・・・。
思った事・・・・・・雨を大量に吸った農地に太陽が照り付けると一気に水蒸気が昇っていきます。まるで温泉街の様な湯気立ちでびっくりしました。フカフカの土だからこそ保水性と排水性が抜群なんでしょうね。やはり野菜作りに土質は大事なんだと実感しました。
発見!・・・・・・・今回もどこからかオス雉と思われる鳴き声が数回聞こえてきました。そして1回だけでしたが、鶯の鳴き声も。作業にてこずっている私を応援してくれている様に思えます。美しい鶯の声はまるで一服の清涼剤と言った感です。(雉は「Cry&Shout!」と言った感で、あまり耳に心地良いと言えませんが・・・。)鶯とくれば梅の木とイメージされがちですが、実際は林や藪に生息するそうです。雉は平地から低山の草地や農耕地に生息するそうです。鳥たちにとってまさにここの環境(林に隣接した農耕地)はうってつけなのですね。
では次回も頑張ります。皆様どうぞ宜しくお願い致します。