ロックダウン日記 2021年4月~2021年12月 | Mevrouwのブログ。。。ときどき晴れ

ロックダウンに準ずる規制はまだまだ開けず、4月20日まで継続と発表された。

飲食店も

夜間外出禁止が9時以降から10時以降にちょっと改善。

4月末から大学などで週に1回通学してもよくなった。

とはいえ、次男はもう1年間すでに自宅でオンライン学習している。

去年の4月に50メートルのLANケーブル買ってきて居間のルーターから自室の机まで引っ張って。

それでプロジェクトも試験もすべてこなした。

大学3年の3月15日までは普通に学校に行けたし半年間の交換留学もできたからまだよかった。

友達もできて、気の合う仲間とプロジェクトチーム作れたから、

オンラインでのグループプロジェクトという2重のハードルを超えることができたのだろう。

 

4月半ばに劇場やイベントのパイロットテスト上演が行われた。

コンセルトヘボウとDNO、その他劇場数カ所、それにサッカーの試合など各会場2,3件ずつくらい。

抗原検査を受けて陰性だったら陰性証明をもらってそれと入場券の2つで入場。

それで感染者が増えたりしないかどうかをみる、ということで、

政府が予算つけて各地にテスト会場設置した。



私もテスト受けてコンセルトヘボウに行った。

オラフソンによるモーツアルトピアノ協奏曲。

これは行けてよかった!

 

4月28日からようやくレストランのテラスがオープン。

昼間だけだけど。

でもないよりずっといい。

店舗も予約なしではいれるようになった。

夜間外出禁止令もとかれた。

 



5月11日から動物園や遊園地がオープン

劇場などで30名までの観客で上演可能に。

ただ30名ではなかなか採算とれないはず。

この頃私は骨折した手首のリハビリ中で、まだまだ普通に生活できていない、、、



(この金具は4月に骨折してインプラントした。とれたのは8月末)


そしてワクチン接種

5月に1回目、6月に2回目


接種会場はアレーナ隣のコンサートホール



6月5日からようやくレストランとカフェが人数制限付きではあるがオープン

劇場も制限が50名まで増えた。

というわけでコンセルトヘボウでジョイス・ディドナートのリサイタルを聴く。

お客さん50人で2回公演。

客席のシートはすべて取り払って、丸テーブルと椅子をまばらにおいてある。

サロンコンサート❣️


 

6月18日 ほぼすべての規制がはずされた。

残っているきまりは

1.5メートルは距離を置く、

公共交通機関の中はマスク着用、

イベント会場等にはコロナチェックパスを提示すること

そう、ここでコロナチェックアプリが一般化した。

ワクチン2回

または

コロナにかかって治った

または

抗原検査受けて陰性だった

いずれかの証明をQRコードで示すというもの。

 

ところが。

ナイトクラブを開けたとたん、感染者激増。

政府はあわてて7月になってクラブやディスコを閉鎖した。

ヤンセン打ってダンスしよう、というキャンペーンがあって、

若い人に1回の接種ですむヤンセンを打たせたのだが、

打ってすぐ抗体できないままナイトクラブになだれ込んだので感染爆発というストーリー

 

そのまま夏はコロナなんてなかったかも?というくらい弾けてすごす人々だったが、、、




アントワープオペラ座も開幕

コロナチェックのため入場には時間がかかり行列


ところが

秋になると徐々に感染者増えて

10月末には激増をはじめた。


開催できるかハラハラしたけど教会コンサート無事開演


10月末からヤバい感じがひしひし


11月26日に政府記者会見 

生活必需品の店のみ20時までやってよいがその他はすべて17時で締めること。

飲食店もそう。

劇場の収容人数に制限がもうけられた。

たとえばコンセルトヘボウの場合、大ホールは425名まで。小ホールは125名まで。

夜の公演はできないので概ねキャンセル。

マチネのみ人数制限して(つまりチケットを買った順番)開催。





 

ところが減らないのだ感染者数がなかなかに。


ギリギリ開演できた12月18日のマチネ

コパチンスカヤ


そしてやっぱり

12月19日からまたもやロックダウン

劇場 美術館 動物園など、そして飲食店や生活必需品以外の店は1月14日まで閉鎖

 



去年に続いてまたもや悲しいクリスマスと正月だ