個人クリニックでは、以下のサイクルでレーザーを照射しています。ちなみに、うちは日本橋Fレーザークリニックに行きました。
1)3か月に1回レーザー照射、(3か月に1回だと保険適用)
1.5)自宅で抗生剤を飲む、消毒して軟膏を塗る。
2)レーザー照射の1週間後に腫れていないか確認、
3)レーザー照射の一か月後に次のレーザーを実施するか判断

1)レーザー照射のとき

①1時間前にクリニックに行って、痛み止めテープ(ペンレステープ)を貼ります。
そして、その1時間は飲食禁止。
なぜなら、赤ちゃんはレーザー照射の時にたくさん泣き、嘔吐の可能性があるので、それを防止するためです。
②照射時は、息子一人でレーザー室に連れていかれます。
そして目にレーザーが当たらないように体を固定する布でぐるぐる巻きにされます。
③レーザー照射後、保護者が呼び出されて照射の状況を確認。
素人目には何が違うのか分からないのですが、少し焦げているそうです。
⓸その後、レーザー照射部分を包帯などで保護し、保護者のもとに帰されます。

レーザーの照射自体は、「ぱちんとゴムではじいたような痛み」なのだそうですが、
一人でレーザー室に連れていかれ、体を布で巻かれて固定されるので、息子は毎回めちゃくちゃ泣きます。毎回、他の部屋に泣き声が聞こえてきます。
 

1.5)自宅で抗生剤を飲む、消毒して軟膏を塗る。

レーザー照射後は48時間、お風呂に入らないように言われます。
そしてその2日間は抗生剤を飲みます。
息子はケフラールを処方されています。

そして1週間、毎日消毒して、軟膏を塗ります。

2)レーザー照射の1週間後に腫れていないか確認
1週間後、再度クリニックに行きます。ここでは処置はされず、レーザー照射の部位が悪化していないかを確認されるだけです。
3回目のレーザー照射後、息子はレーザーを打ってくれる医師を覚えてしまいました。
特にこの1週間後のレーザーが無い日は、よく覚えているので先生の顔をみるとたくさん泣いて逃げ出そうとします。

3)レーザー照射の一か月後に次のレーザーを実施するか判断
1か月後、再度クリニックに行って、次回のレーザーを実施するかを相談します。
これまでのところ、毎回、次回を予約しています。
息子は医師のことを完璧に覚えていて、1か月後のこの時も泣きます。
さらに2か月たった次回のレーザー照射の時も、先生の顔を見るとすぐに泣きます。

 

レーザー治療は早く開始すべし 「トラウマ防止」と「跡をきれいに」するため

息子の左足小指の赤い腫れは、結局「イチゴ状血管腫」で、小児科では「経過観察」と言われていたものでした。
しかし、今となっては、経過観察せずもっと早く動けばよかったと思っています。
理由は2つです。
1)トラウマ防止
2)跡をきれいにするため

1)トラウマ防止
レーザー照射の際は一人連れていかれ、ぐるぐる巻きにされるため、息子は激しく泣きます。
そのため、当初より医師から「2歳以降はその恐怖を大人になっても覚えることになり、トラウマになってしまうのでレーザー照射はしない方が良い。」と言われていました。
レーザー照射は3か月に1回なので落ち着くまでに時間がかかります。(保険適用の場合)
4回照射するだけでも最短で9か月かかります。2歳まで24か月しかないことを考えると、早く始めるに越したことはありません。

2)跡をきれいにするため
息子の場合、いろいろあってイチゴ状血管腫のピークを過ぎた生後7か月からレーザー照射を開始しました。
そのため、左足小指は右と比べるとぷっくりふくれています。
まあ、息子の場合は足の小指だし、そんなに大きくないので靴を履くときも問題ないので、大丈夫ですが、もっと早く始めていれば、ふくれを防止できただろうな、と思っています。

とはいうものの、日本の育児支援・医療制度には本当に感謝です。
1か月検診・3か月検診で「重症でないこと」は確認してもらえました。
レーザー照射も、保険適用の場合、医療証も合わせると保護者の負担金額は0円です。
(逆に財政破綻しないのか不安ですが。。)