(出生前診断についての話です。
不快な方はどうぞ読まずに移動下さい。)
去る1月14日(金)にヒロクリニック(東京駅前院)でNIPTを受けてきました。
そのレポートを私自身の備忘のために記載します。
https://www.hiro-clinic.or.jp/nipt/hiroclinic/tokyo/
まず、ヒロクリニックは無認可です。
認可施設にしようかとも思いましたが、予約から短時間で受診できること、
一人で受けられることから、このクリニックにしました。
当日行ってみると、ドアが閉まっており、朝一番(10時)の枠だったので、
「開けていいのだろうか」
と思いつつ9時45分ごろにドアを開けると普通に営業を開始してました。
名前を告げてしばらく待つと個室に案内され、
看護師の方からヒアリング(「直近で薬は飲んでないか」など)があり、
その後動画を見ました。
次に、医師の方からNIPTの説明を受けました。
個人的には、NIPTは胎盤を通して母体に流れる胎児のDNAのかけらで判断するので
胎盤と胎児の染色体構成が異なる場合は誤診となる点が一番印象的でした。
医師はもともと産婦人科医で、私が始終つわりでつらそうなこともあり、
つわりに関する雑談(無理に食べなくていい、など)も結構ありました。
そして最後にコースを決めました。
(多分これは遺伝子カウンセリングではありません。)
コースが決まると看護師の方がもう一度部屋に来て採血を実施。
最後に入り口で会計を済ませて、終了でした。
私はフルセットプランにしたので税込み26万4千円(カード払い)と
互助会(陽性だった時に羊水検査を20万円まで補填してくれる掛け捨ての保険)3,000円(現金のみ)
を支払って終了でした。
かかった時間は約40分でした。
ヒロクリニックの実績を見ると、染色体の重複・欠損はそれほど
感度・特異度(正しく判定できる確率)が高くなく、
(以下ページの「全常染色体全領域部分欠失・重複」参照)
https://www.hiro-clinic.or.jp/nipt/about-clinic/
13番、18番、21番のトリソミーと性染色数異常以外のトリソミーは大半が死産となるため、
ライトプラン(12万円)とかが費用対効果がいいと思いましたが、
私は胎動がわかってから堕ろすことは耐えられなかったので、
調べられることはすべて調べました。
ヒロクリニックは陰性的中率が99.90%ですが、世の中にはもっと精度が高いものもあるようです。
私は運よく陰性でしたが、もし陽性であれば妊娠継続をしなかった(夫と話し合い決定)ので
正直、陽性の場合に堕ろす方と同じ立場の人間なのだろうなと思っています。
また、出生児の先天性異常のうち、染色体由来は約25%で、残り75%はわからない点は
夫に何度も伝えました。
夫は「現代科学を有効に利用した上で、先天性異常がある子が我が家に来るのであれば
もちろん受け入れる」とも言ってくれており、
(NIPTが陰性でも、健常児が子供が生まれる保証はありません。)
11週に入り流産の確率も下がってきたことから、最近ようやく心が落ち着いてきました。
(我が家も含め)不妊治療をされているすべての方が元気で健康な子供に恵まれることを心より祈念しております。