【御法門】「 よの人(ひと)の 耳(みみ)にきこえて 妙法 《(みょうほう=法華経の事)》 を 唱(との)ふる声(こえ)を 折伏《(しゃくぶく=)》といふ 」【テーマ】 「 初心(しょしん)の位(くらい)《 法体(ほったい)の折伏 《(しゃくぶく=信心に関して、これまでの考え方・やり方を法華経に基づく考え方・やり方に破折屈服(はしゃくくっぷく)させつ教導(きょうどう)のやり方)》 をするための御題目口唱 《(おだいもくくしょう=南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)と口(くち)で声(こえ)に出(だ)してお唱(とな)えする事(こと))》 に励(はげ)もう 」【大意】「 私(わたし)どものさせていただく御題目口唱(お看経(かんきん))の声(こえ)には、世(よ)の人(ひと)とご信心(しんじん)とのご縁(えん)を結(むす)ばせるお折伏のお力(ちから)が具(そな)わっています。このお力を『 法体の折伏 』といいます。私どもは、このお力が顕(あらわ)れるよう、他(た)の人を随喜(ずいき)させる御題目口唱と信行(しんぎょう)ご奉公(ほうこう)の姿(すがた)を心(こころ)がけ、日々(にちにち)、信心増進(しんじんぞうしん)に励(はげ)むことが大事(だいじ)とお示(しめ)しの御教歌(ごきょうか)です。」【御指南】「 折伏教化(きょうけしゃくぶく)は得(え)せざる故(ゆえ)に。南無妙法蓮華経と。人の耳(みみ)にもふれ。一心(いっしん)に信心して。」 【御指南】「 南無妙法蓮華経の文字(もじ)に心を止(とど)めて、声をはりあげ唱へて、我声を我耳に聞(き)くやうに唱べし。外(そと)の音(おと)の障(さわ)りにならぬやう、太鼓拍子木(たいこしょうしぎ)は尤(もっと)も弄引(ろういん)となる也(なり)。所詮願成就(しょせんがんじょうじゅ)には、一心に成(な)らでは叶(かな)ふべからず 」 【御指南】「 太鼓三挺(たいこさんちょう)、拍子木十挺、御題目の梵音声(ぼんおんじょう)つぶれたり。さわがしきが信心と思ふばからず。又法体の折伏は殊勝(しゅしょう)なるが宜(よろ)し。」 ⇒ ⇒ このご法門はYouTubeの本門佛立宗 令和6年寒参詣第10日目御法門にアップロードされています。尚寒参詣期間が終了すると削除されますので、2月7日までに御覧ください。 ⇒ ➡⇨