【ご法門】「  妙法 《(みょうほう=法華経の事) は 易修易行也(いしゅういぎょうなり=御題目の南無妙法蓮華経を唱えるだけの簡単な修行)》 怠(おこた)らず 口唱《(くしょう=御題目の南無妙法蓮華経を唱える事)》 するのを 持(たも)つとぞいふ 」【御題】「  信行(しんぎょう=信じる事と修行をする事)は相続肝心(そうぞくかんじん)の事(こと) 」【御指南】「 つとむる事久(ことひさ)しうして 怠らざれば必(かなら)ず一事(いちじ)を成(じょう)ず 信者浄土参拝(しんじゃじょうどさんぱい) 」➡ このご法門は平成29年寒参詣第24日目のご法門と同じです。【29年大意】「 末法今日(まっぽうこんにち)は、御題目口唱の信行を勤(つと)め貫(つらぬ)くことが肝心(かんじん)とお示(しめ)しの御教歌(ごきょうか)です。」【御妙判】「 受(う)くるは易(やす)く 持つは難(かた)し さる間成仏(あいだじょうぶつ)は持つにあり 」➡ 法華経を始めることは御題目を唱えるだけで、簡単なことではあるけれど、続けて行くことは難しい。とくにお盆やお彼岸だけ先祖の供養や困った時だけお願いをするのではなくて、毎日朝夕に一定の時間御題目口唱を欠かさず実行することは、並々ならぬ努力と根気が必要です。それを自分の代だけで終わらせるのではなく、次の代に引き継いで行くことが大事大切と教えて戴きました。