【ご法門】「鶯(うぐいす)も からすもおなじ 鳥(とり)なれど 声(こえ)をまつのと なくをにくむを」【御指南】「高祖(こうそ=日蓮聖人)の御本意(ごほんに)と者(は) 上行所伝(じょうぎょうしょでん=上行菩薩が末法の世に伝えた)の五字(ごじ=妙法蓮華経)をわれも持(たも)ち人にも持たしむるが御本意なり 利益(りやく)を蒙(こうむ)るべきの第一これなり」 ➡鶯が春を告げる目出度い鳥と考えられている事に対して、カラスの鳴き声は忌み嫌われています。鳥と云う括(くく)りは同じように鳥ですが、明らかに違います。仏教も同じように法華経本門八品上行所伝の御題目=南無妙法蓮華経とそれ以外の経典に由来する教えとは今の末法(いままっぽう=西暦1052年以降)の時代では違います。御利益(ごりやく)が戴(いただ)けて、寂光浄土(じゃっこうじょうど)に行けるか?御利益無く六道輪廻(ろくどうりんね)を経巡(へめぐ)るか。それ程に違います。私達信者は人々を助けるこの本門仏立宗の教えを弘(ひろ)める菩薩行(ぼさつぎょう)に励みましょうと説かれています。ありがとうございます。