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【御法門】「  しなぬ人(ひと) 一人(いちにん)もなし 心得(こころえ)よ 臨終(りんじゅう)の事(こと) 大事也(だいじなり)けり 」 【御妙判】「 臨終の事を習(なら)ふて 後(のち)に他事(たじ)を習ふべし 」 ⇨ ⇨ ➡ 佛(ほとけ)さまは生命(せいめい)には魂(たましい)というものが有(あ)って、生(う)まれ替(か)わり、死(し)に替わりして肉体(にくたい)は滅(ほろ)びても魂は継続(けいぞく)して続(つづ)いていると説(と)かれています。ただし前世(ぜんせ)で行(おこな)ってきた記憶(きおく)は失(うしな)われています。そのうえで六道《(ろくどう=①地獄界(じごくかい=苦しみの絶えない世界)、②餓鬼界(がきかい=飲み食いしたくても出来ない様に満たされないひもじい世界)、③畜生界(ちくしょうかい=弱肉強食の世界で油断すると食べられてしまう世界)、④修羅界(しゅらかい=憎しみ怨みから争いの絶えない世界)、⑤人間界(にんげんかい=人間として苦しみも楽しみある今の世界)、⑥天井界( てんじょうかい=穏やかな世界ではあるけれど、時が来れば六道に戻る世界))》 というものが有って、それらを経(へ)めぐっていると説かれています。さらに因果応報(いんがおうほう)の道理(どうり)があって、善(よ)い行いをすれば、良(よ)い結果(けっか)である果報(かほう)が顕(あらわ)れ、悪(わる)い事や悪事悪行(あくじあくぎょう)をはたらけば必(かなら)ず悪い報(むく)いを受(う)けると説かれています。それらは生きている内(うち)ではなくて、次(つぎ)に生まれて来(く)る世界(せかい)、その次に生まれて来る世界に持(も)ち越(こ)されて顕れてくると説かれているのです。そのことを知(し)った上(うえ)で行動(こうどう)しなさいと説かれているのです。すなわち正しい教えに従って人を助ける菩薩行(ぼさつぎょう)に励(はげ)みなさいと説かれています。次の世界があるのです。人間に生まれて来て、正しい教えに出値(であ)い、菩薩行をして、しばらく寂光浄土(じゃっこうじょうど)に参拝(さんぱい)してその次の世にも又、人間として生まれる事が最高の生き方ですね。 ➡⇨