【御法門】「 慢心(まんしん)の おこりはじめや 師(し)を捨(すて)て おのれ師匠(ししょう)に ならんとぞする 」【テーマ】「 初心(しょしん)の位(くらい)《= 御導師(おどうし)や御講師(おこうし)にお仕(つか)えさせていただこう =》」 【大意】 「 凡夫(ぼんぶ)とは、大(だい)なり小(しょう)なり、みんな自惚(うぬぼ)れがあります。その自惚れが高(こう)じて、慢心になるのです。慢心すれば、良(よ)い教(おし)えつまり御法門(ごほうもん)も耳(みみ)に入(はい)らなくなります。師を軽(かろ)しめ、師の教えを聞(き)かなくなります。そして、自分(じぶん)が師になろうとするのです。慢心の用心(ようじん)が、佛立信心(ぶつりゅうしんじん)の急所(きゅうしょ)です。御教(みおし)えを説(と)かれるお教務(きょうむ)を軽んずる心(こころ)が起(お)こり始(はじ)めたら、慢心が起こった証拠(しょうこ)であるとお示(しめ)しの御教歌(ごきょうか)です。」 【御指南】 「 慢心は未(いま)だ得(え)ざるを得たりと思(おも)ふが慢心也 芋(いも)なれば煮(に)へぬ芋を煮たりと思ひて人に。ごりごりをくはせるが如(ごと)し 」 【御指南】 「 不軽品(ふきょうぼん)に云(いわく) 信伏随従(しんぷくずいじゅう)。本門流通也(ほんもんるつうなり)。仏道(ぶつどう)を行(ぎょう)せんには師に仕(つか)ふるにはしかずと云々(うんぬん) 」  ⇨ ⇒ この御法門はYouTubeの本門佛立宗 令和6年寒参詣第13日目御法門にアップロードされています。尚寒参詣期間が終了すると削除されますので、2月7日までに御覧ください。 ⇒ ➡⇨