【御法門】「 御題目《(おだいもく=南無妙法蓮華経の事)》 唱(とな)へ死(じ)にとは きゝ(き)つれど 御経(おきょう)よみじに そんなことなし  」【御題】「 諸門流 《(しょもんりゅう=日蓮聖人の教えを習い損じている本門佛立宗以外の日蓮門下)》 を皆宗祖 《(みなしゅうそ=日蓮聖人の本当の教えに)》 に逆(さから)ふ謗法 《(ほうぼう=日蓮聖人の本当の教えを習い損じて間違っていることは、法華経をそしっている事)》 とはいかに 」 【御指南】「 南岳天台《(なんがくてんだい=中国の天台大師の師匠である南岳と天台大師の事)》 傳教等《(でんぎょうとう=日本の比叡山に天台宗を開いた伝教大師(最澄)の事)》 の像法中 《(ぞうぼうちゅう=佛さまが亡くなって千年間を正法時代、次の千年間を像法時代と呼びその中の像法時代の)》 の聖人(しょうにん) も臨終(りんじゅう)には南〇経也 《(なむみょうほうれんげなり=南無妙法蓮華経也)》 まして末法下種(まっぽうげしゅ)の砌(みぎり) 口唱 《(くしょう=御題目の南無妙法蓮華経を口で声に出してお唱えする事)》 の外(ほか)に成佛(じょうぶつ)を求(もと)むべからず云々(うんぬん) 」⇒⇨ この御法門は平成29年夏季参詣第10日目の御法門と同じです。【29年大意】「 御題目を唱え重(かさ)ねる。口唱行を中心とした日々の営(いとな)みこそが大切(たいせつ)で、その積(つ)み重ねの上(うえ)で、臨終(りんじゅう)の時には寂光参拝(じゃっこうじさんぱい)というご利益(りやく)をいただくことができます。他の宗派で行うようなお経を読む信心では、このご利益はいただけないぞ、とお示(しめ)しの御教歌(ごきょうか)です。」【御指南】「 妙講一座(みょうこういちざ)の願文(がんもん)の終(おわり)。『 生々世々菩薩(しょうじょうせせぼさつ)の道(どう)を行(ぎょう)じ 無辺(むへん)の衆生(しゅじょう)を度(ど)して永(なが)く退転(たいてん)なからん事(こと)を思(おも)ふもの也 』との文意(もんい)を心腑(しんぷ)に染(そめ)て常(つね)に口唱すべき也。此(こ)れ如説抄(にょせつしょう)の唱死云々(となえじにうんぬん)の御意也(みこころなり) 」⇒ ➡ 人は死ねば終わりだという人もいますが、佛さまは魂というものが有って、生まれ替わり、死に替わりして永遠に継続して続いていると説かれています。そして因果応報の道理が有っつて、良い行いをすれば良い結果があり、悪いことをすれば、悪い結果があるとも説かれています。ですから人間として生きている内に、善根功徳を積んで、悪事悪行と法を謗る謗法を犯さないようにしましょうと諭されています。死んでも必ず時が来れば次の世に生を受けるのです。人間として生まれて来れるのか?犬・ネコ畜生なのか?虫や植物なのか?御題目の南無妙法蓮華経を口で声に出してお唱えする修行に励みましょうと説かれています。