【ご法門】 「 なりはひの 間(ま)がかけるとて 信行(しんぎょう)の 宝(たから)の山(やま)に 入(い)るをきらへり 」 【御題】 「 御聴聞 《(ごちょうもん=佛様の教えである当宗の御法門を聴く事)》 の御縁(ごえん)は宿善 《(しゅくぜん=過去世において人を助ける等の良い行いをしたことが有ってその時の果報の事)》 御縁有(ごえんあ)りても聴(き)きたくなき宿悪 《(しゅくあく=以前から、又、過去世で行った悪事・悪行の事)》 」 【御指南】 「 御聴聞して其座(そのざ)にて直(じき)に世間(せけん)はなしするは帰(かえ)らぬうちから捨(すて)たる也(なり) 」 【御指南】 「 右は悪行(あくぎょう)の因縁(いんねん)の引処也(ひくところなり) (乃至=ないし) 聴聞して直に同座の人々(ひとびと)かたりあひ 其味(そのあじわ)ひを考(かんが)へて 御法味 《(ごほうみ=佛さまのおさとりに基づく身と心に滋養(じよう)となる醍醐味(だいごみ)の事で妙法(みょうほう)の事)》 を頂(いただ)きたる人は 是(これ)は真(まこと)の菩薩 《(ぼさつ=人の生まれる前のことから現在を通じ、死んでから後の事まで考えて救うてあげようとする人の事)》 になる人也 」 ⇒