ITパスポート試験シリーズその57

「ソフトウェアとは」

 

柔らかい製品、転じてプログラム製品のこと。

 

 

<ソフト>

「ソフト(soft)」とは

英語で「柔らかい」という意味です。

対義語が「ハード(hard)」

「固い」という意味です。

 

 

<ウェア>

「ウェア(ware)」とは

英語で「~製、~用」という意味です。

例えば

silverware(銀製品)
glassware(ガラス製品)
tableware(食卓用)
hardware(金属製品)

という風に使われます。

 

 

<ソフトウェア>

「ソフトウェア(software)」は

金属を含む製品であるコンピューター本体を

「ハードウェア(hardware)」と言っていたため

その対義語として形がない製品のことを

「ソフトウェア(software)」と造語したのが

そもそもの始まりです。

 

 

<ウェアが付くその他の造語>

その後「ウェア」は、数々の造語を生み出しました。

 

groupware(グループウェア)

group+softwareの略で

グループで使うソフトウェアのこと。


middleware(ミドルウェア)

middle+softwareの略で

OSとアプリケーションの中間(middle)で

使うソフトウェアのこと。

 

firmware(ファームウェア)

firm+softwareの略で

周辺機器用の動かない(firm)ソフトウェアのこと。

 

malware(マルウェア)

mal+softwareの略で

不完全な(mal-)ソフトウェアのこと。

コンピューターウィルスとも言う。

 

shareware(シェアウェア)

share+softwareの略で

費用を負担(share)するソフトウェアのこと。

有料ソフトウェア。

 

 

<まとめ>

これでIT用語で「~ウェア」系が来ても怖くない。

 

 

ITパスポート試験シリーズの

始点はこちらです。

ビットとバイトの違い【ITパスポート試験勉強その1】

 

参考書籍はこちらです。