安い賃金で働き
その働いたお金でバンドをやっている。
「就職」が世の常識であれば、
僕らはつまはじき者。社会不適合者。
少なくとも僕はその常識を持ち合わせてはいない。常識はモラルであって絶対的なルールではないのだ。
と携帯の割れた画面に打ち込む。
せめて画面くらい直せるお金はほしい。
なにをやるか
僕は物心がついてからというもの
ずっと考えていた。
この先も一生考えるのであろう。
スポーツをやらしても普通。
勉強もまぁ、普通。(僕からしたら)
髪を逆立てモテようとしても
結果は普通。
ひょうきん者になろうとしても
結果は普通。
客観的に見てどう映っていたかは別として、僕には全てが普通で、つまらなかった。
そんな中「誰もやっていなかったから」という理由だけでドラムを始めたのが小学校4年生の時。
そこからあらよっとまぁ今に至る。
音楽人生は小学校の時から始まっていた。
様々な選択肢の中で、音楽を選んだことを「正解」だったと、今はまだ言えない。
まだ全然足りないから、だ。
僕の思う成功を、ありのまま掴みたい。
それが僕のやりたいことである。