“音楽の違法ダウンロードはいけません。音楽業界の衰退に繋がり、結局良い音楽が聞けなくなります。”というツイートが今朝目に入った。この考え方はある意味正しくある意味安直なのではないだろうか? 今音楽は、1秒間に2万曲、一日換算で約17億曲違法ダウンロードされると言われている。一曲100円換算で1日に1700億円の損失という計算になる!確かに今現在の音楽業界のビジネススキームがこのまま続くと仮定すると違法ダウンロードが業界の衰退に繋がのはまぎれもない事実だろう。しかし、これは非常に限定的な論理だ。 ソーシャルネットワークがウェブ上に出来た今、消費者同士で情報が自由にやりとりされるようになっている。音楽もその情報の一つだが、著作権があり、それをダウンロードする行為が違法とされているという違いがある。勿論、この法律を盾にこの大きな社会行動の流れと戦うという選択肢もある。 あるいは、音楽業界のビジネスモデルそのものを再編するという方法もある事を忘れてはならない。 例えばLastFMやMyspaceのような音楽中心のSNSサービスは確実に多くの無名ミュージシャンに多くの人々に作品聞いて貰い、リスナーとエンゲージしそこからライブに動員し収入の確保するという機会を与えている。 そしてサービス自体もトラフィックを増やす事で広告収入が得られている。この違法ダウンロードの流れが果たして本当に良い音楽の減少に繋がるかと言うと私はそうは思わない。勿論、法律でそれが禁じられている以上違法ダウンロードやってはいけない事には違いないが、その行為が音楽を殺しているという発言は少し乱暴かと思う。