生きるために、絶対に必要なものではないけれど。
その存在は、大きい気がする。
いろんな積み重ねで
写真を撮られるのが、好きになったり、嫌いになったり。
かく言う私も大嫌いだったひとりですが、笑
写真を撮る活動を始めて間もない頃、
撮影に来てくださったお客様。
ちょっと控えめで とても丁寧なその方は、
写真が苦手です。とおっしゃっていました。
かなり勇気を振り絞って来てくださったご様子。
初めは緊張しておられましたが、
他愛もない話をしながら
途中からは、笑顔になられ。
お別れする頃には、すっかり打ち解けてくださったようで。
楽しかった(^_^)と言ってくださいました。
私自身もとても楽しい時間でした。
納品後、写真が苦手とおっしゃったその方は、
その写真を見て一体どう思われたか
とても気になっていたのですが。
そのまま時は流れーーー
約一年が経ち、記憶も薄れかけたある日。
その方から、メールをいただきました。
連絡をくださるまでに長い時間がかかってしまったご事情、
撮影の始めから終わりの方にかけて表情が変わっていく
ご自分を発見されたこと、
その中に素直に「素敵だな」と思えるものがあったことなど
とてもとても丁寧に教えてくださいました。
たった一度会っただけ。
これから先、会うこともないかもしれないのに。
別に知らん顔をしたってすむことなのに。
連絡が遅くなってしまったことを申し訳ないと
おっしゃってくださり、
そのお気持ちに感想まで添えてご連絡くださいました。
本当にありがたくて、嬉しくて。
いまでも大切な宝物です。
そして、
書こう!と思うまでに。
もっと言うなら、
送信ボタンを押すまでに。
様々なお気持ちの揺らぎや決断があってのでは?
と想いを巡らせてみますと
その勇気と強さとお心遣いに
頭が下がります。
写真に写ることが好きでも嫌いでも
撮ったものを見ても見なくても。
そこに答えを求めなくても
どっちもありなんでしょうね。
生きるために、絶対に必要なものではないけれど。
すごくその存在は大きい気がします。
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