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ご訪問ありがとうございます♪

遥か昔の出会いから40年、穏やかで暖かい人生最後の恋愛の瞬間に辿り着いた私のプロフィールはコチラ


こんにちはお久しぶりです

リアル杏子と申します

どうぞよろしくお願いします♪


私はもうアラフィフのバツ女なんだけど

そんな私がこの歳で

「昔のトレンディドラマ」の様な

あたたかい恋愛に辿り着いてしまっているの

まず概要を読んでみてね 👉コチラ


〈前回のあらすじ〉

小学校3年生までさか登ってしまう彼と私の出会い

あの春の日の一瞬のビビビときた直感

それが

「彼は私を好きになる」だったの


でもね、その当時、彼にはたえこちゃんて言う彼女がいて、私は恋愛感情なんて微塵もない泥だらけのお転婆少女だったのよ

[連載01]はコチラ



では、[連載02]スタートします🎬カチッ


だからこの時、彼と私の関係は 

あの春の日の直感以外は何もなく

時間だけが流れて行ったのよ


そして私達は出会いの小学生時代から少し成長して、揃って同じ中学校に入学していくの

まさに心も体も成長していく青春真っ盛りの「青い時代」


この時期になると

小学生の時は 廊下ですれ違う時に目が合う程度だった男子と女子の関係も


微妙に接近していく事になるのも

当たり前だわよね


しかも そんなある日

彼と付き合っていたたえ子ちゃん

突然 引っ越しをしてしまうという出来事が起こってしまったの


ご両親の仕事の都合らしかったけど…


彼は悲しかったはず…なんだけど



でも

そうなると 残されてしまった私達の関係は おのずと動き出してしまうのよ…


そうなのよ ここからよ

ずっと先の未来に繋がる2人の歯車

回り初めたのは

リアル杏子とリアル柊ニが 近づき始めたというわけ


それはすでに中学2年の春になっていた


遠い昔のあの直感通り

当時の丸っこいメガネをかけた彼は

せっせと私にアクションを仕掛けて来てくれたの


どんな風にかと言うと


それは慌ただしい朝の景色の中に響く

足音と共に始まっていったのよ足

朝、足音、って言うのは

朝の登校時の出来事って事なんだけどね

学校に着いた私の所に何処からともなく

バタバタバタっと近づいてくる彼が現れる様になったの


それは1日だけじゃなく

次の日も その次の日も

あの日が来るまでずっと…

登校するとバタバタバタと近づいて来てくる彼だった


何事?って思うでしょおいで

私は、来てくれたって思ってたけどね虹


でも、近づいてきた彼が話す事と言ったら

引っ越したばかりのたえ子ちゃんの話ばかりだったの


例えば

「おはよう たえ子ちゃんが居なくなって寂しいよね」 とか

別の日は

「おはよう 今日は体育があるけど

たえ子ちゃんは体育好きだったよね」


って感じでね…


笑っちゃうでしょ 笑


そうなると私の気持ちは、冷めたちゃって

(たえ子ちゃん たえ子ちゃんて なんなの?…)って


つまらなくなって

黙って、しらけた相槌ばかり打っていたわよ


今思えば、彼は彼なりに会話のキッカケを探してくれていたのかもしれないのに


私が愛想無いから…

(今思えばゴメンて感じ…)



そんな朝がしばらく続いた後

突然 彼から告げられた言葉があったの


それは唐突に


「今日帰ってからデートしない?」


って告白…


この言葉は今でもハッキリ覚えてる位、ビックリしたわ!


だって

そんなの言われたの生まれて初めてで、嬉しくて恥ずかしくて…

でも、内心素直には喜べなくて⤵️

だってたえこちゃんの話しかしてないのに

デートだなんて…ねぇ


実際、悩んだわけよ


少し戸惑いを感じながらも、結局私は

そのデートとやらに行く事にしちゃうんだけどね


なんとなく腑に落ちない気持ちもあったから、仲良しの女友達を1人同伴してね💦


だから初デートは3人で🌈


(あの時 ちゃんと独りで行ってたら、 

きっと2人の「運命」はもっと早くに変わってたはず…かなぁ)


でもね、たえ子ちゃんの代わりみたいな

デートはイヤだったのよ


分かってもらえるかしら?


正直、嫉妬が少しあったの


そして、その日3人となったデートの最中に、彼から告げられたもう一つの告白が

「付き合ってくれへん?」

ていう言葉だった


私の気持ちは、デートに誘われた時よりももっと戸惑った訳で


何故…今日…それを言うんや?…


「うん」て即答出来るほど私達は、私達の話しなんてしてへんやんか

しかもあなたはたえこちゃんの話しかしてこないし…

って、心の中でそう思っちゃって

恋愛感情自体がまだまだ未熟だった私は

「友達でええやん」

ってスルッと断ってしまったの


バカすぎる

でもあと3回位強く押して言ってくれてたら、返事は変わってだはずなんだけど…


ホント若い時って青いわ…

あまのじゃくで未熟で…


こんな感じで私達の切なくも淡い3人での初デートは終わってしまい

ちょっとのトキメキとわずかな後悔が残ったまま

友達関係は普通に続いて行ったのよ


そしてしばらくして そんな彼に異変があったの


喘息で学校を長期欠席するって事が起こったの


だいたい1ヶ月半以上休んだと思う


え?お見舞い?


それねぇ、1回だけ彼の家まで訪ねて行ったんだけど その時は家の人は留守だったのか、誰も出て来てくれなかったわ


不思議な事に学校の先生方も、彼の欠席について、何も話さなかったし

そのうち

1ヶ月半以上も休んでると 休んでる事さえ忘れてしまいがちになってしまって

時間だけが

可哀想な位、経ってしまったある日 


彼が久々登校して来たのよ


この久しぶりの登校の日に

私は あの告白を断った事よりもっと、後悔をする気持ちに直面する事になったのよ


そうなる出来事は

またもや足音となって背後から近づいて来たわ


今度は廊下だったんだけど それは

バタバタバタって聞こえて来て 

何気なく歩いてた私を一気に抜き去り 

その直後 

いきなり私の目の前の道はふさがれ

そこに必死の顔の彼が現れたの


その彼は、驚く私の両腕を強く掴んでハッキリとした声で言ってきた


「なんで、なんでなん⁉︎

なんでお見舞いに

来てくれへんかったん?

オレずっと待ってた…

ずっと病室の入り口見つめてドアが開くたびに

ドキドキしながら待ってたんやで!」


ガーンとめまいが来た

長期欠席って…え?


彼は入院していたって事⁉︎


彼の真剣な目は少し怒ってる様に見えた


反して、ビックリした私の顔つきときたら、男子が怒ってる怖さと

彼の事をあまり気にして無かった事に対して、情け知らずの非情な事をしてしまった様な 恥ずかしい気持ちやらが

全部重なって うろたえた様になり

声が一瞬グッと詰まってしまった上に「待っていた」と切ない言葉を言われてしまった事に 涙も溢れそうにもなっていた


その後 やっと振り絞って出た言葉が

「家まで行ったけど留守で…

入院までしてるなんて知らなかったの…」

(ごめん…)


それだけ


この (ごめん…)と言う言葉は声にならなかった


この日を境に 残りの中学時代

彼と仲良くお喋りをした記憶は

いっさい無い悲しい


私は お見舞いに行かなかった事や

先生に 何故長く休んでるのかを、聞きもしなかった事が思いやりのない事だったんだと、人として恥ずかしくなって

彼に合わす顔が無いと思う様になってしまっていた


初めて人としての後悔を経験したの


その後私達は まるで避けてるかの様に

廊下ですれ違う事も無くなってしまった


そのまま、会う事も無くなったまま

私達は中学3年生に進級し

校内で久しぶりに見かける彼が

身長が180センチ程にまで伸びて

髪型はパンチパーマとなり

可愛かった丸メガネは、サングラスに変わり、昔で言うと「不良」になって行く様子を遠くから眺めていた


もう、話しかける事さえ出来なくなっていたの悲しい


そこから先は お互い高校は別々となり、私はクラブ活動に勤しむ学生時代を過ごし

彼は、高校は直ぐに中退した様で

どっかで働き出していたらしいが 

そんなのは私の耳には

なかなか入っては来なくなっていた


それでも 少しずつ大人になって行ってた2人は たまにバッタリ道で出逢った時なんかは声を掛け合う関係にはなっていけてたのよ


ホント甘い様なニガイ様な

切ない「思い出達」



そしてそれぞれの10代が

通り過ぎ様としていた頃


突然彼の方から


「家でクリスマスパーティーするから

皆んなで来て」


とかいう声がかかったの凝視


あれから5年も過ぎていたのに

ビックリでしょ⁉️


懐かしさと久しぶりに会える嬉しさで

私はルンルンになったわ虹

迷いもせず「行きたい」と言って

その日をワクワクした気持ちを抱いて待つ様になったの♪


でもね機を逃した歯車は好転はするなんて、そんな甘くはなかったのよ

しかも、その日、心が折れる話を聞いてしまうの

私にとって最悪の瞬間が来てしまう


このクリスマス会が大人の階段を感じる日になってしまうなんて、この時の私は考えも付かなかった


あーもうこんな時間に💦

このクリスマス会の話は、また次の機会に話す事にするわね✍️


今日もありがとうございました虹ニコニコ

遠い昔の青春の思い出って淡いものよね

そうなのよね、ここから2人の歯車は遠ざかっていくのよ

どうぞ次も聞いて下さいね

チャンネルはそのままよ♪


お読み頂きありがとうございます

アラフィフ真っ只中の私がリアル杏子として連載を描き始めました

巡り巡ってやっと辿り着いた恋愛です。

プロフィールにも書いた、穏やかな添い寝タイムに辿り着くまで書きますので どうぞご期待下さいね

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歳を重ねてからの恋愛って色々あるわよね

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