行ってきましたオンコロ!

UMSオンコロジークリニックに
通う人たちは略して
オンコロと呼びます


1週間前くらいに
雑誌の記者さんから
オンコロについてインタビューを
受けました


発売されたらほぼカットー!!

あの時間返してください(笑)


2016.5〜6

この間に福岡から鹿児島へ行き

ステージ1
ルミナルB
KI値  70

このガンを1ヶ月かけて
治療してきました

記者さんに聞かれたこと

「治療で何がキツかったですか?」

「時間を持て余すことです」


すみません、本当に、率直に
私の答えはこれなんですアセアセ

福岡なので鹿児島観光は
そんなに珍しくなく
1ヶ月の間に行ってみたい所が
そんなに見つからず
関東の方から来た人たちは
桜島に行ったり
足を延ばして熊本へ行ったり。


オンコロの放射線治療も
10分以内に終わるので
朝にいつも予約を入れていた私は
お昼前には時間があまり過ぎるのです


「副作用はありませんでしたか?」

この質問には、私個人で言えば
私は皮膚が強いのか?
放射線治療をあてた胸の方は
もちろん影響で日焼けの様な跡は
あったんだけど
日焼け同様に一度薄い皮がめくれて
それ以降痛みやかゆみななどに
悩まされることなく
終わりました


皮膚が弱い人や線量が強い人は
皮膚の影響もあるようですが
同じ朝の予約組の方々にも
そんな影響はなかったようです


肝臓がんで来られていた方は
あてたその日は食欲が落ちると
聞いたことはあります


インタビューは1時間くらいされたのに
反映されてないのが残念だけど

「もし、周りにガンの人がいたら
勧めますか?」

この質問には

「もちろん教えます」

こう答えました

ガンの部位や進行度
ガンの性格などにもよるけど
オンコロは最後に行く所ではないと
思います

行ったことがない人たちが
憶測で書いた記事を読むと
ちょっと腹立たしく思う時もあるけど
考え方も色々
自分に向いた治療を選べばいいんじゃないかな。

パンダ






前回から検査の間隔が半年になりました

オンコロへ行く前に
オンコロの背後の建物の
厚地PETセンターでPET検査を
するのが習慣になっています


オンコロの植松先生曰く
PETの機械が古いと凄く見にくいらしく
結局撮り直しになるという方もいると
いう事を聞いていたので私は厚地さんに
お世話になっています

そして、福岡のPETセンターより
看護師さん、受付の方、技師さんが
鹿児島の方なのかとにかく優しい〜!


ここで本当はドキドキしてるんだけど
ずいぶん解されます


結果の入った透明の封筒を
抱えてオンコロのへ向かいます

そしてまたオンコロの受付の方たちに
癒されながら植松先生に呼ばれるのを待ちます


昨日まで機械のメンテナンスが
あっていたようで今日から治療を
始める方もいたようです


そして、いつも素敵な植松先生に
呼ばれました


入るなり、植松先生は優しく声で
経過は順調ですね!と
あっという間に結果は終わりました


癌になった時の画像から
去年の画像をまで遡り
今日の画像を観ると癌があった所は
綺麗に消えていますー!!

3年前の今を振り返ると
その当時の私は絶望で
何も考えられなかったのに
胸の全摘も逃れ
抗がん剤も逃れ
ホルモン剤も逃れることが
出来ました


オンコロの治療で胸も切らず
髪も抜けず今を生きています

まだまだ気を抜けないけど
癌だった自分を最近よく忘れています

次は秋頃に検査予定かな。

焼き芋



今の私です。

治療から2年も経ってるので
その間ガマンしていた海にも
どんどん入っています

先日、治療費や
副作用や鹿児島での過ごし方を
聞いてこかれた方がいました



ステージ1
ルミナルB
ki値  70

普通の病院では
フルコースが準備されてました

もちろん予約も
手術の日も決まっていて
有名な先生に執刀してもらうつもり
だったのに…


帰りのバスの中で
ふと鹿児島へ行った知人の話を
思い出しました


同じステージ1

全摘は間逃れないと
医師に言われて
人生簡単に医者に決められて
たまるか!根性から
UMSオンコロジークリニックを
知ったそうで
すぐにセカンドオピニオンと
治療開始日を決めて
あっという間に終わっていたんです



ああ、私に残された道は
あったんだー!と何故か
その時は嬉しさが込み上げてきて
帰りには何か美味しいものを
食べた記憶があります(笑)


そこから植松先生の本も読み
納得した上で治療に一ヶ月挑みました


わたしの場合
治療費は約170万円
滞在日数30日

30日いるという事は
30回毎日治療に行くんだけど
私は朝に済ませたくて
だいたい10時ごろいつも予約してました



放射線量やステージ
腫瘍の大きさなどで
もちろん副作用もありました


私の場合
皮膚が日焼けした様に
黒くなって3回くらい
皮が剥げたけど海水浴の日焼けっぽい
イメージに近かったです


そのあとにその皮膚の痛みなどは
ありませんでした


オンコロに通う方は
それぞれ違う部位や
放射線量も違うので
キツそうにされてる方や
胃の近くだと食事が
辛い方もいたようです


私は乳がんだったので
一番気をつけないといけなかったのは
肺炎なのであまり空気が綺麗じゃないとこに
行かないでねーと言われました


それから治療は10分程度で
終わるので、私は元々好きだった
トレーニングで免疫力を上げたり
放射線で痛んだ肌を助けるために
当てた後すぐにプロテインを
毎回飲んでいました


皮膚が弱い人はただれたり
焦げた様になる人もいるみたいで
私も覚悟してたけど
この副作用も人それぞれだと
思います


植松先生は副作用は
やってみないと分からないと
言います、たしかに同じ
ステージで腫瘍の大きさなど
一緒だとしても副作用には
個人差があります


それはオンコロの治療の中に
ちゃんと想定していかないと
胸を切りたくない
抗がん剤をしたくない
ホルモン治療したくない
放射線量したくない

全部標準治療をやめたのだから
そこは自分が分かっておかないと
いけない所だと思います


最近、乳がんで標準治療をした
知人が腕から抗がん剤が漏れて
腕がただれてその為に
手術をまたしてずいぶん
腕が変形してしまったという
悲しいこともあって

どっちが正しい治療なのかは
わたしには分かりません

ただ言えることは
今も胸があること
そしてこうやって前のように
海に入れること
抗がん剤を味わってないこと


どちらにも
一長一短あると思います

悲しいことですが
どっちの治療でも
亡くなる時は亡くなるんだと
思います

そして
オンコロは延命の場所では
ないという事

最後の砦で行く場所では
ないのです

違う視点から
がん治療を聞いてみたい人が
セカンドオピニオンに
行ってみてどちらの治療が
自分に合うか自分の命だから
最後は自分で決めてほしいと
思います