生岩のり塩ラーメン | そばにArt ~いつかの記憶~

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礼文島トレッキングを終えて、香深港フェリーターミナルに戻ってくると、

次のフェリー出港まで45分程時間があった。45分あれば何か食べられる!

急いで気になっていたフェリーターミナル向かいの花文(かもん)さんへ。

 

店内に入ると、お昼時とあって少し混みあっている。

店員さんに、次のフェリーに乗りますか?と尋ねられた。

はい、と返答すると、

品によっては時間がかかりフェリーに間に合わない。ラーメンならフェリーに間に合うと言われ、

同行のユウさんはぶた丼を欲していたが泣く泣く却下。二人ともラーメンを注文。

 

岩のり塩ラーメン

かんすいにより地色がほどよく変化した美しい中華麺、塩と昆布のちょうどよい透き通った汁。

理想に近い塩ラーメンに礼文島で出会いました。

 

まずは麺。

普段ラーメンはあまり食さない(嫌いではない)のですが、オーソドックスな麺を好みます。

シンプルが一番かと。汁もシンプルなので麺の味がちゃんと味わえる。

麺の味に汁の味が加算され、しっかりと美味さが伝わってきます。

世間はラーメン人気ですね。雑誌でもTVでも、様々な分野の人が百家争鳴しておりますが、

どこでも聞こえてくるのが、「まずはスープを一口」

私見を申し上げれば、ラーメンなんですから、まず麺だと思っております。

他の麺仲間(蕎麦、うどん、スパゲティ、そうめん等々)で、

まずは汁を一口、なんて話は聞いたことがありません。まずは麺の美味さありき。

ラーメンの世界だけ、ちょっと特殊な傾向にあるような気がします。

最近のラーメンは、濃厚な汁が流行っていて、麺の味を自分は感じることが難しいです。

(批判ではありませんので、あしからず。)

ちなみにこのラーメン、それぞれの素材の味を堪能できる味となっているのですが、

濃厚系に慣れてしまった舌の人は、味が薄いと感じるかもしれません。

 

生岩のり

生岩のりは、なかなか食べられないですね。

干した岩のりも美味いですが、生はさらに磯の香りがつよくて旨みがある。

塩+昆布+岩のり。これはたまらない組み合わせです。美味い。

花文さん、昼はお食事処、夜は居酒屋、2階は素泊まりの民宿です。

またいつか食しにきたい。

 

花文

北海道礼文郡礼文町香深村ワウシ958-10

 

フェリーターミナル付近のアートな風景

 

レンタルバイク屋のペイントスクーター。ちょっと乗ってみたかった。

鉄のオブジェ「豊漁」

 

礼文島へ別れを告げ利尻島へ。

サッポロクラシック。美味し。