自作 レーザー銃&ターゲット(レーザー銃編) | Aero Style

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さてさて、前回紹介したオモチャの電子銃を踏まえて、オリジナルのレーザーガンを作っていきます。
目的は、家の中で安全で弾が飛び散らなく的撃ちができるトレーニングウエポン的なGUNが欲しかったから^^

まず銃本体ですが、家にあったマルイさんのエアコキM8000クーガーを使います。
これをチョイスしたのは、ダブルアクションなので、トリガーだけでハンマーが動くので撃った感があるから。
あと、マガジンがダブルカラムで太いので電池を埋め込みやすい。
んで、とりあえず分解してフレーム側にスイッチを埋め込みます。
使うスイッチは小さいディテクタスイッチというものです。
取り付け位置が悩みましたが、トリガーバーの下。
ここがちょうどハンマーが落ちたところで押される位置になります。
取り付けにはスイッチ分の溝を掘って2液性のエポキシボンドで接着しました。
配線は邪魔にならないルートで引き、フレームに穴を開けて内部に通します。

 
 
 
次に、フレームの内側に電池側との接点のための端子を付けます。
金メッキの端子は、ミニ四駆用のカスタムパーツだったと思います。
それを切り出して使いました。
電池はマガジン内に埋め込むのでマガジン側との位置や高さを合わせる必要がありますので何度も確認して取り付けました。
前後しますがマガジン側は後ほど。
こちらもハンマーなど可動するパーツの邪魔にならないように配線を回します。

 
 
 
肝のレーザーモジュールは10個入りで600円くらいだったかな。(Amazon)
このモジュールの外径が6㎜なのでちょうどインナーバレルの中に入りますが、基盤側がちょっと引っ掛かるので削りました。
インナーバレルの中間くらいまで入れて、固定方法はバレル上部に穴開けてからネジタップ立ててイモネジで固定しますが、レーザーが必ずセンターが出るわけではないので、何度も組みなおしてサイトからずれていたらモジュールを回転させてちょうど良い位置を探して固定します。
銃口から見て現在の位置がわかるようにペンで印を付けておくと調整しやすいです。

 
 
 
次にトリガーを引いたらレーザー光が一瞬だけ光るようにワンショット回路を取り付けます。
ワンショット回路は以前に紹介しましたね^^
今回はスペースが少ないので基盤なしで空中配線で作りました。
設置位置はここ。
ローティングするアウターバレルを少しカット(赤点線部)してます。
配線は穴開けて通してます。
後は各配線を繋げていきますが、その前にマガジン側。
 
 
 
 
電池を仕込むところはやっぱマガジンですね^^
電池は単4×2本仕様にするので、電池BOXが入ように内部の当たる部分を除去して、電池交換できるように片側をくり抜きます。
レーザーモジュールの入力電源は3~5V仕様なので電池2本(3V)でも光りますが弱いので5Vになるように昇圧回路を入れます。
この昇圧回路は入力側の電圧0.9~5Vを出力5Vに上げてくれる回路です。(Amazonで10個で1400円)
なので、この回路を通すと電池1本(1.5V)でも5V出力にしてくれます^^
サイズも10㎜×10㎜×8㎜くらいと小さくて助かります。
出力側の配線にフレーム側で使った金メッキ端子の切れ端を使ってマガジン先端側(赤矢印)に取り付けます。
 
 
 
 
んで、マガジンを組むとこんな感じ。
端子をマグリップの形状に曲げて瞬接で固定しました。

 
 
 
 
 
フレーム側の端子との位置関係はこんな感じ。
上がマガジン無しで、下がマガジンをセットした状態です。
しっかりと接点が合ってますね。
この位置調整が大変でした^^;

 
 
 
はい、配線図です。
このような感じで配線します。
スライド側とフレーム側の配線を繋げた状態で組み込むことが出来ないので、ピンコネクタにしてスライドをフレームに組んでから繋げるようにしました。

 
 
 
パーツ全体写真です。
説明していない改造としては、エアガンでは無くなりますので、シリンダーとピストンを接着してノズルを切り落としています。
また、コッキングスプリングとスプリング止めパーツを外しました。
これでスライド機能はオミットせずにスライドを引いたらハンマーが起きます。
コッキングスプリングが無いのでスライドは軽く引けます。
黄色斜線部分はピンコネクタを収納する場所です。

 
 
 
スライドをフレームに組み込み、スライドを引いてエジェクションポートからピンコネクタを繋げて先ほどの黄色斜線部に押し込んで収納します。
これで銃側は完成です。

 
 
 
 
トリガーを引いてハンマーが落ちると同時に一瞬だけ光ります^^
理想通りにできました!
 
次回はターゲット側の作製です。