コロナ禍でソウルでのチュソク(秋夕)はどうなっているのか? | 新・「ソウルの達人」への道

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ソウルを中心とした韓国の魅力を不定期で紹介します。


チュソク当日のソウルは                      人手が増えていたようです


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さて、ソウル事務所長は、チュソク(秋夕)の連休も帰国することはできず、ソウルに滞在していますが、チュソク当日のソウル市内の様子をFBに投稿していたので、2回に分けて紹介します。

囲みの中の文字がソウル事務所長のコメントです。

9/20から9/22まで、韓国では旧暦のお盆を意味する秋夕(チュソク)という連休になっています。土日と合わせて5連休で、1~2月にある旧正月(ソルナル)とともに韓国最大の連休になります。

例年であれば、帰省や海外旅行などで、ソウル市内は人がいなくなって、がらんとするそうですが、今年はコロナがあり移動の自粛がかかっています。コロナ禍での秋夕がどうなっているのか、見てきました。

写真は9/20のものです。

 
感想としては、やはり帰省している人が少ないせいか、いつもの休日通りかそれ以上に人は多かったと思います。また、韓国在住の外国人は帰省をしないので、結果外国人の比率がすごく高かったように感じます。

秋夕は人の移動が活発になり、コロナの新規感染者は多くなるだろうと予測されていますが、ワクチン接種も進んできているので、その後、劇的に改善されるといいなと思いますね。

それでは、写真を紹介。

韓国仏教の最大宗派曹渓宗の総本山、曹渓寺。旧盆ということで、多くの人が祈祷に訪れていました。

曹渓寺は、正月、釈迦誕生日、お盆に混み合います。

えんじゅの巨木の前に建てられた曹渓寺の大雄殿。

仏像が見えますね。

曹渓寺の仏塔の前にたくさんのお供えが。自分の願いが書かれているようです。

現世での願いを書いています。

曹渓寺にあった「ハンガウィ」の文字。旧暦の8月15日を表す韓国独自の古語です。

仁寺洞の周りには、餅屋が数軒あります。

秋夕と言えば、おもち屋さん。皆さん、いろんなお餅を買い求めています。

お餅食べたい。


明洞に行きます。

明洞にあるロッテデパートは9月20日だけ休みで、21日、22日は営業するようです。

ロッテ三兄弟は、同じ扱いのようです。

ロッテデパートの海外有名ブランドばかりがそろう名品館アベニュエル。9/20は休んでいました。

チュソク当日は、しっかりお休みです。

ロッテヤングプラザも同じで、9/20は休み、9/21から営業です。

次は明洞通り。

明洞の明洞劇場前。いつも通りの人手です。

人が少ない!

韓国版ユニクロと言われる「トップ10」。安売りをしているのか、人が集まっています。

ソーシャルディスタンスは確保しているようです。

明洞と言えば、屋台の町、食べ歩きの街のイメージがありましたが、最近はほとんど見ることはありませんでした。9/20は何台か出ていました。

韓国でも、飲食業は新型コロナの大きな影響を受けているようです。

明洞駅に向かって一枚。

屋台がない明洞に違和感があります。

特に多いとは感じませんが、いつもよりは多いかなという感じ。

これでもいつもよりは多いそうなので、明洞に空き店舗が増える理由がわかります。


次は、鍾閣方面。

永豊ビルというビルの地下にある無印良品と本屋さんは通常営業中。

無印良品が営業できているということは、日本製品に対する拒否感はもうないようです。

ソウルのランドマークと言える鍾閣タワーの交差点。交通量がいつも通り多いです。

そもそもこの辺りはオフィス街なので、休日は会社員はいませんが、仁寺洞屋鍾路に遊びに来る人は増えます。

普信閣付近。いつもより人は多いですね。

次回は、王宮の様子にも触れます。


by aero-K