5年前の緊急入院と2回の手術 | N's diary

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2023年9月、腎臓癌(嫌色素性腎細胞癌)と診断され、右腎臓全摘。ステージ3グレード3。
アメブロはずっとお休みしてましたが、同じ病気で戦う方がたくさんいる事、そして私の体験が参考になればと思い、再開しました(^^)v
日々の何気ない事も書いてます_φ(・_・

実は緊急入院は今回で3回目汗

1回目は2ヶ月生理が止まらず婦人科を受診。

血液検査でヘモグロビンの数値が6で即入院、出血の原因は“子宮内膜増殖症”

子宮内膜が厚くなり剥がれ続ける(出血が止まらない)という病気。

これは定期的に治療を続けて現在は問題なしニコ

そして5年前は眼のケガで緊急入院&2回の手術、今日はこの時の話です。


2019年10月19日(日)

レッスンの他にコアバランスストレッチなどの施術をしてるので、この日は朝から施術のお仕事。


お客様を施術ベットに案内する際、転んでベットの角に右眼をぶつけてしまう。

恐る恐る少し眼を開けてみるとほとんど見えない目

「私の眼どうなってる?」とスタッフに見てもらうとスタッフの顔が固まる汗

ケガの状態と日曜日という事もあり、救急車で県内の大学病院へ病院


色々検査を検査をして先生から

「眼球破裂なので2週間の入院です。眼球内の出血で視界が悪くなってます」


その時は

『だからよく見えなかったんだ、でも手術で血を抜けば見えるんだ』と勝手に思ってました。


そして翌日の診察。

ここは大学病院の中でも眼科が有名で、外来の前に入院患者の診察があります。

入院患者だけでもたくさんの人にびっくり目


私の番になるとなぜかお医者様の数が多いDASH!

その中でも一番上らしき先生が

「視力の回復は難しいでしょう。手術も状態によっては悪化させる事があるので会議(カンファレンス)で決めます」


視力の回復は難しい?


私の人生で、この日ほど落胆した日はありませんダウン


「先生、私はレッスン出来ますか?車の運転は出来ますか?」

「片眼が見えなくても出来ますよ」


病室に戻ると涙が止まらず配膳された朝食も全く食べられず…

そんな私に気づき、若い看護師さんがティッシュを差し出ししばらく側にいてくれました悲しい

とてもありがたかったです。


散々泣いた時に流れたのが、“熊に襲われた男性が両眼を失明した”と言う衝撃的なニュース。


両眼失明…


手術出来るかまだ分からないけど、私はまだ片眼。

考えてみたら、私はケガだけどここには辛い病気と戦ってる人もたくさんいる。

そう思ったら少し気持ちが落ち着きました真顔


その翌々日先生から

「手術が決まりました」


良かった笑い泣き

私の眼がどうなるかまだ分からないけど、何より手術が出来ること、治療が出来ること、それがこんなに嬉しいなんて笑い泣き


その後受けた手術で、奇跡的に網膜が大丈夫だったので、眼は見えるようになりましたラブラブ

ただ視界のゆがみはあります。

交換性眼炎という免疫異常によるリスクもあります。


でも母が

「noriちゃんが今元気でいてくれるならいい」


この言葉は他のどの言葉より私の気持ちを楽にしてくれましたニコニコ