<追記>拝火教・ゾロアスター教に関してのメモ キリスト教 パクリ 元ネタ説関係 | 聖書 書置き板

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聖書を読む人のメモ置き兼ブログ

万一役立ちそうな事があれば、
イエス様を通して父である神にお礼を言っておいてください。

※追記をよくするのでそれはご容赦ください

 

以前に自分がエジプト周りのwikiを眺めてまとめた時のメモ帳

よければどうぞ
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ゾロアスター教、拝火教

教義

ザラスシュトラの教え(原ゾロアスター教)がどのようなものだったのか、
聖典『アヴェスター』が極めて難解なことから、
今日では正確には分かっていない。

様々な宗教の影響を受けて、
6~9世紀にようやく教義が確立したとする向きもある。


教義史
原ゾロアスター教の教義[15]
ザラスシュトラはアヴェスター語の口伝
『アヴェスター』の『ガーサー』部分を遺しているが、
その正確な意味は現在では失われている。

また『ガーサー』は世界に秩序をもたらす呪文に過ぎず、
まとまった思想内容を見出すのは困難である。


以下にザラスシュトラが説いたと思われる思想を記述するが、
これがどこまでザラスシュトラ本人によるものかは分からない。

紀元前500年ごろ
(アヴェスター語が口語として機能していたと考えられる最後の時期)、
神官たちによって口伝アヴェスターが一貫したストーリーとして編集され、
以下のストーリーを成立させたとする説もある

最高神アフラ・マズダーから
善の霊スプンタ・マンユと悪の霊アンラ・マンユが生まれ、相争う。
アフラ・マズダーは、混沌とした宇宙に秩序をもたらそうと苦労する存在として描かれ、
スペンタとアンラの争いも傍観しているだけである。

原イラン多神教の神々は善側と悪側に再編され、
それぞれスペンタとアンラに仕える存在とさせられた。
人間はそのどちらかにつく自由意志であり、
善につけば天国、悪に就けば地獄へ死後向かうと定められた。

なお、ザラスシュトラは
アフラ・マズダーのみを崇める拝一神教的な教えを説いたが、
弟子たちによって原イラン多神教の神々が取り入れられたとする説もある[16]。

 


マゴス神官団の影響(後述)
イラン高原に住んでいたメディア王国では、
マゴス族(マゴス神官団)が祭儀を担っていた。

ヘロドトスやストラボンによると
マゴスは鳥葬、清浄儀礼、悪なる生物の殺害、最近親婚など独自の儀式を持っていた。
これらの教義がゾロアスター教に混入した可能性が指摘されている

 


ズルワーン教の教義(参照)
サーサーン朝時代には狭義のゾロアスター教(ザラスシュトラの教え)が国教となるが、
外国語資料ではズルワーンが最高神として描かれる。

アフラ・マズダーはスペンタ・マンユと混同し、
善神オフルマズドとして悪神アフレマン(アンラ・マンユ)と同格になった。
ズルワーン教にはヘレニズムやインド思想の影響が指摘されている。

 


二元論的ゾロアスター教の教義[17]
6~9世紀、ゾロアスター教から中立な最高神が消滅し、
善なる最高神オフルマズドと悪の最高神アフレマンが並立する純粋な二元論が成立する。

この教義は豊富なパフレヴィー語資料によって現代まで詳細が伝わっており、
善悪二元論として一般的にイメージされるゾロアスター教もこれに近いと思われる。
また、近年ではマニ教から二元論を取り入れたとする説もある[18]


アヴェスター語

インド・ヨーロッパ語族のサテム語派の言語であり、
インド・イラン語派イラン語群東部方言に分類される。

実際に話されていた場所や時代は定かではないが、
言語学その他による検証により、
紀元前7世紀頃のイラン東南部の言語とする説が有力である。

現存する最古の史料はサーサーン朝ペルシア末期、6世紀頃の物で、
それ以前は口承伝持で伝えられてきたと考えられる。

 



歴史

『アヴェスター』は、
アケメネス朝期の古代ペルシア語とは異なる言語(ガーサー語・アヴェスター語)で、
1200枚の牛皮に筆録されていたが、大部分がアケメネス朝の滅亡時に一旦失われた
(これを否定する説もある[5])。

サーサーン朝期に書籍化が試みられた。
アヴェスター語をパフラヴィー文字に書き換えるとき、表記できない音があったため、
キリスト教パフラヴィー文字やギリシア文字を借用して、新たにアヴェスター文字が作られた。

アヴェスター語の方が遥かに古いものの、
表記用の文字が発明されたのはパフラヴィー語の後塵を拝した[6]。

サーサーン朝期に『アヴェスター』が編纂されたのは、明確な教義・聖典を持った
キリスト教・仏教・マニ教などの台頭に対抗する必要があったためである。

また、この頃既にザラスシュトラ時代の呪術が
知識人の知的好奇心を満たせるものではなくなっていたことも、
聖典整備の一因とされている[6]。


しかし、『聖書』や『クルアーン』のように
当初から教徒の間で広くその権威が認められたわけではなかった。

『アヴェスター』が書かれたペルシア州から離れた地域では、
8世紀になっても一般信徒の間で『アヴェスター』の存在が知られておらず
(または理性的に語る聖典とは見られておらず)、
ザラスシュトラも(少なくとも預言者としては)認識されていなかった。

さらに神官でも『アヴェスター』を知らず、
それとかなり異なる教義を信じていた節がある[6]。

その来世観や終末論などの教義がセム的一神教や仏教などに影響を与えたという説もある[7]。

 

(立ち位置故に一神教はよく聞くけども仏教もそういう扱い?)



キリスト教がサーサーン朝の領域に広まった理由として次の理由が挙げられる[15]。

書物文化の発達 -

キリスト教会はユダヤ人・ギリシア人の書物文化を受け継いでいたのに対し、
ゾロアスター教神官団には碑文以外の書物文化が乏しく、
6世紀まではセム系文字の借用に甘んじていた

聖典の確立 -

シリア語訳『ディアテッサロン』(2世紀)、
パフラヴィー語訳『詩編』(3~4世紀)、シリア語訳『聖書』(5世紀)など、
キリスト教会は聖典翻訳を積極的に行っていた。

特にパフラヴィー語訳『詩編』は新たに発明された
書物用のパフラヴィー文字をもとに書かれており
(それまでパフラヴィー文字は碑文用のものしかなかった)、

6世紀まで口伝伝承しか持たなかった
ゾロアスター教神官団を圧倒していた(#自国史の編纂参考)。



聖典

詳細は「アヴェスター」を参照

ゾロアスター教の聖典は『アヴェスター』である。
ザラスシュトラの言葉と彼の死後に叙述された部分で構成され、
サーサーン朝期に編纂されたと考えられる。

全21巻とされ、そのうち約4分の1が現存する[6][8]。

書籍化にあたり、古代アヴェスター語をパフラヴィー文字に書き換えるとき、
表記できない音が合ったため、キリスト教パフラヴィー文字やギリシア文字を借用して、
新たにアヴェスター文字が作られた。


アヴェスター語の方が遥かに古いものの、
表記用の文字が発明されたのはパフラヴィー語の後塵を拝した[19]。

しかし、『聖書』や『クルアーン』のように
当初から教徒の間で広くその権威が認められたわけではなかった。

『アヴェスター』が書かれたペルシア州の遠方では、
8世紀になっても一般信徒の間で『アヴェスター』の存在が知られておらず
(または理性的に語る聖典とは見られておらず)、

ザラスシュトラも(少なくとも預言者としては)認識されていなかった。
さらに神官でも『アヴェスター』を知らず、
それとかなり異なる教義を信じていた節がある[19]。

メソポタミア神話・エジプト神話・ギリシア神話の信仰が失われた今日、
ゾロアスター教はヒンドゥー教と並び現存する世界最古の体系的宗教・経典宗教とも言われる[14]。

ただし、聖典の確立と明確な教義の整備という点では、
後発のキリスト教・仏教・マニ教などに数世紀の遅れをとった[19]。

 

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(陰謀論の入り口が聖書関連の否定。

 + 詳細不明さと時期の古さ=権威の意味で原イラン多神教や太陽神崇拝の新規創造が現在? 

 → セティアン派グノーシス?の聖書太陽神崇拝説やよく名の挙がるフリーメイソンの至高神?)

 

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ヘレニズムの知的遺産 -

キリスト教会はギリシア人の学問の成果を受け継いでおり、
神学校・修道院でそれらを継承・発展させていった。

そのため医者・学者・占星術師など
知的職業に占めるキリスト教徒の割合が高くなり、
これらの層からも宣教師が輩出された。

なお、初期イスラム文化も
キリスト教徒によるヘレニズム文化のシリア語訳に頼っていた。

これらの理由からキリスト教会は
ゾロアスター教神官団に対して知的優位に立つことができた。

ホスロー1世のもとでゾロアスター教にギリシア哲学やインド哲学が取り入れられたり、
キリスト教パフレヴィー文字を参考にアヴェスター文字が発明され、
口伝『アヴェスター』とそのパフラヴィー語注釈『ザンド』が書籍化されたのも、
キリスト教会に対抗するためであったとされている[16]。



自国史の編纂

サーサーン朝の歴史については
アッバース朝時代のウラマーであるタバリーがアラビア語で著した
『諸使徒と諸王の歴史』収録の記事が現存する「通史」としては最古であり、

他にはサーサーン朝の歴代君主が残した碑文群やマニ教文書、
パフラヴィー語による行政文書などの史料群、
パフラヴィー語・アルメニア語・シリア語・ギリシア語・ラテン語などの
年代記・通貨などにより歴史・実態・文化などが研究されている。

パルティア語やパフラヴィー文字碑文などはサーサーン朝草創期から存在しているが、
現存するゾロアスター教文献などによると、
古代イラン世界では文字は音声を物質化した賎しむべきものと見なされていたようで、
古代からの伝承は神官(マギ)などが口伝で代々受継がれていくものとされていたという。

しかしながら、
ホスロー1世の時代から世界中の知識を集積しようという
イデオロギー的な動きが見られ、

パフラヴィー文字を改良したアヴェスター文字の発明により
ゾロアスター教文献書籍化の契機が生まれたと考えられている。
これに関連して古代からサーサーン朝時代までの歴史も編纂する動きがあったようで、
歴史書『フワダーイ・ナーマグ』(Χwad?y N?mag)が製作されたと伝えられている。

これが、アッバース朝時代のタバリーなどのサーサーン朝史の原典となり、
さらに後代のフェルドウスィーなどが著した
歴史叙事詩『シャー・ナーメ』のルーツとなった。

そのため、現在のイラン民族にとって、
サーサーン朝が直接の国家的祖先と見なされている。

これは近代化の影響だけでなく、
そもそもサーサーン朝時代の歴史などを編纂し始めた王朝末期や
アッバース朝時代の頃には、すでにアケメネス朝時代は神話化・伝説化し、
セレウコス朝時代・パルティア時代も殆ど忘れ去られていた状態で、
過去への歴史的憧憬は神話時代を除くとペルシア文学では
サーサーン朝後期のホスロー1世の時代が特に賞揚されてきた伝統によっている。

特にホスロー1世は「公正なるアヌーシルワーン」
(「不滅なる霊魂」を意味する中期ペルシア語、
アノーシャグ・ルワーン an??ag ruw?n に由来するアラビア語の訛音)とも呼ばれ、
統治者・君主の模範として仰がれた。

ペルシア語の通用したアナトリア・イラン高原以東の地域では、
フェルドウスィーの『シャー・ナーメ』の他に、
ホスロー2世を題材にしたニザーミーの『ホスローとシーリーン』など
ペルシア語文芸とともにサーサーン朝時代についての知識が受容された。

 

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聖典整備

・ザラスシュトラ時代の呪術が
 知識人の知的好奇心を満たせるものではなくなっていた


・明確な教義・聖典を持った
 キリスト教・仏教・マニ教などの台頭に対抗する必要があった


アヴェスターの書き方が似たのは
旧約、新約の聖書に加え、仏典も例え話が多かったからと思われる

※マニはどうなのか不明

 

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後は今更だけど二元論はゾロアスターの物でいいかもしれない

 

※聖書読まない人、初めて新約聖書を読んだ、読み始めた人に多い、

 ある意味でのサタン(敵対者)の神格化解釈をそのまましてる気がする

 

神の言葉を受けるものが神々、御使いをも裁くものにはなるけど、

あれはほとんど最後のタイミングであり、

御使いのままのサタンと、彼についていった一派は神でなく、

天使崇拝とかになるはず(神から許可でもされてたら別だったろうけど)

 

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天の軍勢の頂点は一神論にしろ、三位一体にしろ神

御使いは被造物的には先、私達の言い回しにするなら兄弟関係の兄?だけど、

神か?というと違う

 

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ザラスシュトラ

 

教え
「ゾロアスター教」も参照

ザラスシュトラ本来の教えは、
イランの神話的聖典『アヴェスター』内の

「ガーサー(英語版)(韻文讃歌)」部分の記述が近いと考えられる。

 

しかしガーサーに使われたガーサー語は非常に難解で、
現代では『リグ・ヴェーダ』を参考になんとか意味を割り出せる程度にしか解読できていない

 

(そもそもガーサー語は宗教言語であり、

 ザラスシュトラ自身はソグド語の祖語を母語としていたという説もある)[8]。
 

 


一神教を最初に提唱したともいわれるが、
ガーサーには「アフラ・マズダーとほかのアフラたち」という表現も見られ、
唯一神の存在を主張していたわけではない。

またセム的一神教と異なり超越的な神が預言者を通じて人類にメッセージを送ることはなく、
人間がアフラ・マズダーに呼びかけるために聖呪を用いる構造となっている[9]。

また、ガーサーは本来呪文に過ぎず、

後代の編集によって一定の世界観が作り出されていると推定されている[10]。

ザラスシュトラはアフラ神群とマズダー(叡智)を結び付け、

アフラ・マズダーとして唯一の崇拝対象とした。

 

また、アフラ・マズダーは宇宙に秩序をもたらそうと努力していると説き、

これが後に二元論に発展した。
また、アフラ神群の神々を天使とし、ダエーワ神群を悪魔とみなした[11]。

 

 

ザラスシュトラ伝説(もしもこれが正しいなら拝火教も違うのでは?)

ゾロアスター教の衰退後、ザラスシュトラへの崇敬はイスラム教徒に引き継がれた。
ゾロアスター教の教義とは別の隠された「光の叡智」を唱えた神秘的な存在として、
大いにイスラム教徒たちの間で尊敬された。

この虚構のイメージは東ローマ帝国やルネサンス期の西ヨーロッパに伝わった[12]。
ラファエロ作『アテナイの学堂』(部分)。天空儀を持っている人物がザラスシュトラ

ルネサンス期、新プラトン主義者にとっては、
ゾロアスターはプラトン主義哲学とキリスト教信仰の源流となる人物であるとされた。
さらに2世紀の偽書もゾロアスターの著作とされたことで、
「バビロニア占星術の大家、プラトン主義哲学の祖、

 キリスト教の先駆者、マギの魔術の実践者」
という荒唐無稽なイメージが付与されることとなった。


このようにオカルト化されたゾロアスター像は肥大化し、
様々な知識の最高の体現者とみなされ、人智学にも影響を与えた。

18世紀、パールシーたちの伝えてきた文献がヨーロッパにもたらされたことで、
知識人たちはゾロアスターの叡智が垣間見えると期待したが、

そこには古代の呪文しか書かれていなかった。

これによりザラスシュトラの実像に迫ることができるようになったが、

その後もゾロアスター像は変遷を遂げ、
フリードリヒ・ニーチェが自著『ツァラトゥストラはこう語った』に自らの思想を仮託したり、
ナチスがアーリア民族の偉人として位置づけるなど、様々な立場から利用された。
これらの見方は日本人のザラスシュトラに対するイメージに大きな影響を与えている[13]。

 

13.  青木(2008)p.188-199

 

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SNSで参考になる物があったので名前は伏せて内容だけ
そこで検索すればたぶんそのまま出るはず


Aさん

これ最近の研究で思ったのはゾロアスター教>仏教への流入の前に
ゾロアスター教を二元論化させたのはセム系宗教じゃないか?と言う事。

良くよくユダヤ教を救済宗教化させたのはゾロアスター教じゃ無いか?
って言われるんだけど多分時系列的にそれは無理

キュロス大王の時代のゾロアスター教文献が全然残ってないし、
その時代だとまだハカーマニシュ(アケメネス)朝は
メディアを破ってそんなに経ってない。


BC550年にキュロス2世(キュロス大王)がメディア滅ぼす
原ゾロアスター教が50年後のBC500年?
(アヴェスター語が口語として機能していたと考えられる最後の時期らしい)

ゾロアスター教最盛期はサーサーン朝(3世紀?6世紀)になってからで
仏教がインドで成立隆盛した起源前450年ごろよりよっぽど後なのだ。
現存の『アヴェスター』が書かれたのも6世紀。

※ 

サーサーン朝が226年 - 651年

もしサーサーン朝より前にイーラーン系アーリヤ人によって
原ゾロアスター教がかなり脅威的な伸長を見せていたら、
上座部系の説一切有部が当時有力だった西北インドでは
教義的に合わないで対立する筈だし、

実際西北インドに大乗系の北伝仏教が入ってからも
ミヒラクラ王の破仏(6世紀)などがあった。

 


ミヒラクラ王はエフタル(??)つまりイーラーン・アーリヤ人、
テュルク人、トカラ人あたりの混成集団の王で
ゾロアスター教徒と推定されている。

ただ彼が「破仏を行う必要があった」と言うのは
裏を返せば仏教が盛んだった、と言う事だ。


つまりミリンダ(メナンドロス)王の時代(紀元前2世紀)に
ナーガセーナ比丘がパーリ語経典を携え、
カニシカ王の時代(2世紀)に説一切有部や一部の大乗仏教が支持される。
カニシカ王の次代のクシャーナ朝のコインには
ギリシャ、ゾロアスター教、仏教の諸尊が併存するけど

ここでやっと大乗仏教や密教に北西インド?イラン系の思想が混入するはずで、
となるとサーサーン朝式のゾロアスター教の成立期と北西インドに上座部、
続いて大乗仏教が到達するのでは後者の方がやや早い。


んで先に大乗仏教を密教化させたヒンドゥー教、
そしてそれの先駆宗教であるヴェーダ・バラモン教だけど、

このうちヴェーダ教には「明確な救世思想がない」
インドラなどの英雄神には悪神を倒す働きはあるけど
「相関的かつ円環的な対立」であって「勧善懲悪の世直し」ではないのだ。


となるとインド・イラン共通時代から直後の
イラン・アーリヤ人にもいきなり「世直し」思想としての
「救世主が悪を滅ぼす救世思想」がいきなり登場し、発展するのはややおかしい。

つまりイラン神話側に「なんらかの影響を与え「ゾロアスター教を成立させ」、
かつ「仏教に入って仏国土思想を浄土思想へ変質、
ヴェーダ教に救世的思想を混入させヒンドゥー化した主体」
が必要であると思われる。
で、それを私はセム系の神話ではないか?と思っている。

より詳細に仮説化すると
「セム系の諸民族が王国・帝国化した中で登場した絶対神による一神教」


一神教の先駆としては
アクエンアテンの一神教(紀元前14世紀)がエジプトにあったが、
大体これがアーリヤ人のインド・イランへの定着と同時期。

で逆にメソポタミアから中東は...?って言うと
アッカドやバビロニアなどの大帝国が崩れて
ヒッタイトやミタンニみたいな印欧系或いは
アーリヤ系の民族が入りだし、中アッシリア帝国が勃興し出す頃。

つまり帝国間の戦争激化時代で、
この中で民族アイデンティティの形成のため言わば「国家神道」として、神話の宗教化が進み、
アッシュール神やヤハウェ神のような全能神が登場したものと思われる。


んでこの神がエジプト神話のラーとか
ギリシャ神話のゼウスとどう違うと言うと...

ラーには全能性や国家的宗教の主神性は認められるけど、
神官団は太陽神や創造神としてアメンやプタハ信仰してたり、古い神としてはホルスがいたり、
セトも信仰されてたり本質的に多神教で階層や職業によって信仰する神が違う。

つまりラーは国家神道が出来ても天照大神には成れてもヤハウェにはなれない。
言い方が悪いがしょせん皇祖神(王権守護神)、
まとめ役に過ぎなくて至高神ではない。


ギリシャは逆で、
ある意味ゼウスの性格である全ての神々の王で全能で雷神であり、
悪神テュポーンなどを倒し...はセム系宗教にかなり似ていて
一神教的下地は実はある。

おまけに色々と地方の神を吸収して神としての一般名詞になっている。
だがこちらは「統一国家が無い」ポリスごとの独立性が強い。

アッシュール神やヤハウェ神は
「統一国家の全階級が崇めるべき民族神」だった。

 

(引用終わり)

 

 

 

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主流派は分からんがキリスト教のサタンは神扱いされないのでは?

 

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追記

 

大洪水以前の世界 その6 ゾロアスター教の神話(イラン神話)

ttps://www.sky-oracle.net/2020/02/25/%E5%A4%A7%E6%B4%AA%E6%B0%B4%E4%BB%A5%E5%89%8D%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%96-%E3%82%BE%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%95%99%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E7%A5%9E%E8%A9%B1/

 

アイクさんの爬虫類や、その他、地下施設等、

ある程度聞くものなのでバラモン、ヒンドゥー系以外ではスピ等はこの系列?

正しいのならギリシャ・哲学系にインド・イラン系を足した背教と一緒?

弥勒菩薩像もインドでは水瓶(ニューエイジ?)を手にする像として造形されたらしい

 

 

↓ 大雑把な内容

 

そんなゾロアスター教にも大洪水の物語はあるのでしょうか?結論から言えばあります。
ただ、旧世界の破滅についてより強調して語られたのは、大洪水ではなく『冬』でした。


 災厄の原因はアフラ・マズダーの敵対者であるアンラ・マンユ〈注70〉でした。

  ゾロアスター教では悪神と定義されるこの神は、アフラ・マズダーの被造物を殺戮すべく邪悪な爬虫類を創造し、破滅的な冬(=氷河期)をもたらしたとか。

 

 この暴挙に対し、アフラ・マズダーは公正な王とされるイマ〈注71〉に以下の啓示を与えました。

 

①ヴァラを建設すること。
 『vara(ヴァラ)』とは『enclosure(囲い地)』、すなわち『城塞』であり、これを地下に建設せよということです。

 

②ヴァラに最も優れた男女、家畜などの獣、樹、果実の種子を2つずつ運び込むこと。


③イマによって選別された人々がヴァラにいる限り、上記の種子が尽きないよう保存すること。


④身体障碍者、腹が飛び出た者(肥満?)、不能者、精神障害者、ハンセン病(伝染病持ち)、貧乏人、虫歯持ち、詐欺師、卑怯者、嫉妬深い者などはヴァラに入れてはならないこと。

 

 

<略>

 

アンラ・マンユはさらに、アフラ・マズダーが創造した世界を破壊し被造物を殺戮すべく、悪竜アジ・ダハーカを生み出した。
 この世が始まる前の戦いでアフラ・マズダーに敗れて深闇に落とされるが、徐々に勢力を盛り返し、再びアフラ・マズダーと戦うとされている。
 実体はないが、この世に現れるとき、ヘビやトカゲといった爬虫類の姿で出現するとされる。

 

<略>

 

ゾロアスター教の神話では、限られた生存空間の中に、生存に適さない人間や劣等な種を入れることはできないと考えられたのでしょう。
 つまりこの神話では、現実でも同様の状況があれば起こり得そうな『冷徹な選別』が語られているのです。

 もっとも、選ばれなかった人々は、当然不満を抱いたでしょうが。

 

 なお、NSA(アメリカ国家安全保障局)・CIA(中央情報局)の元局員であり、政府の機密文書を公開して注目されたエドワード・スノーデン氏は、

「DARPA(ダーパ:国防高等研究計画局)の大半の人たちは地球のマントルに人類よりもはるかに知的な生命体が存在していると確信している」

 

――という旨の発言をしているとか。

 

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イラン、ペルシャかギリシア・ローマか

旧約聖書の再演?(当時もあちこちの異教に傾倒)

 

なんとなく、陰謀論的なとばしっぽいか?

米国のキリスト教を迫害するなら

ノアハイド法か、今囁かれてる様な内戦?みたいな方向?

 

今は少数派だがシオニズム系以外では

メシアニック系はどういう位置なのかという所

第3神殿周りは時期に関して要注意?