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校内で野球応援団の募集が始まったようです。
先日、対戦相手のトーナメントが発表されたのですが、、、
今年は娘の高校、
『よりにもよって
なんでこんなに強豪校ばっか集めたのよ―!!!』
って叫びたくなるほどの
地獄のデスロード
みたいなリーグに放り込まれるハメに。。。
もうね、万が一初戦を勝ち進めたとしてもそこから先は
強豪校しかいないんですけど。。。
……こういうのってクジ引きとかで決めてるんですかねー？
もしそうならクジ運～～～
あまりの非情な組み合わせに思わず
こんなのどうやったって
勝てる見込みが持てないー!!
とスッカリ意気消沈し怯んでしまった娘、
参加に向けてあんなに盛り上がっていた気持ちに
ちょっと迷いが出てきてしまったようで
今、とても悩んでいる様子です。
…でも、何が起こるか最後まで分からないのが勝負
ですよね！
（去年も拮抗した試合の末、
まさかのボークで1勝をもぎとったしｗｗ）
去年は楽器隊として参加した３年生が僅かだったようなのですが、
今年は小さい頃に自身が野球をやっていたメンバーなどもいるため
3年生の参加者がとても多いそう。
幼い頃のチームメイトが活躍している野球部を、
自分は楽器隊として応援するなんて彼の友情エピソード、
なんとも胸熱でたまらない!!
楽器隊はJazzやオケ部からの有志により編成されるのですが、
オーケストラ部は定期演奏会が近いため、
顧問からは
『野球応援にはあんまり入れ込まないように！』
と例年言われているそうです。
そんな中、去年参加していた3年生は
“そんなのきいてたまるか!!”
とばかりに、
楽譜作りの段階から率先して引き受け、当日も炎天下で体調を崩していたにも関わらず、
力強い爆音を響かせ、楽器隊の先頭をきって引っ張ってくれました。
彼女は他校の応援団を参考に、
より選手達に音が届くよう打楽器の配置などにも工夫を重ね、
おかげでバーチャル高校野球での配信を見ていても、
応援団の姿は見えずとも、迫力ある演奏がしっかりと伝わってきて、
一緒に応援しているような一体感を味わえました。
野球部のため、応援団のために真剣勝負の先輩の姿はとても頼もしく、
娘たちは彼女のことを尊敬と憧れの眼差しで見つめていました
正直、この時期はもうすでにほとんどの人が部活を引退し、
忙しくなってきた補習や受験勉強へとスイッチを切り替えている中、
野球応援に参加するのは結構勇気がいります。
全力で応援し、全力で楽しむ
去年の彼女の姿を間近で見ていたからこそ、
今年は楽器隊に参加する3年生が
こんなに多いんじゃないのかな～
試合をするのはプロではなく高校生たち。
一進一退の攻防が続く中、
応援団が作る場の《勢い》や《一体感》が試合展開を引っ張ることは大いにあります。
選手達に120％の実力を発揮してもらうためにも、
全力の応援で選手を鼓舞し、場の雰囲気を自分たちの方に引き込むという
応援団の果たす役割も重要だと思います。
相手校に気合い負けすることはできません！
役割は違えど、彼らの気持ちは一つです。
高校野球の予選会場、
白球を追う選手たちの勝負だけでなく、
応援団にも負けられない勝負があるのです!!