千葉市中央消防署
 千葉市中央消防署は25日、消防協力者として、中央区の東京工事警備千葉支社に勤める2人を署長表彰した。

3月23日夕、同区新宿の会社から帰宅途中、心肺停止状態で歩道上に倒れていた60歳代の男性を発見し、社内にあったAED(自動体外式除細動器)を使って応急手当てを行った。救急車が到着するまでの2人の処置が幸いし、男性は一命を取り留めた。
署長は「一刻を争う状況の中、その場の判断で適切な対応をしていただいた結果です」と2人をたたえた。

 商談中に突然脈が速くなったSさん、54歳。一過性だったが、以来ちょっとした動悸も気に病んでしまう──。

 人間30歳を過ぎれば誰でも不整脈持ちになる。心臓に電気刺激を送り、リズミカルに動かす「刺激伝導経路」が加齢とともに異常を起こすからだ。多くは期外収縮、いわゆる「脈が飛ぶ」状態。たまたま心電図で捕捉されることもあるが、自覚症状がないなら心配無用。「オレも歳をとったなぁ」くらいでちょうどよい。

 それなら怖い不整脈は? というと、筆頭は動悸とともに「急に意識がなくなる」「意識がふうっとする」タイプ。一時的に心臓が止まっているか、極端な頻脈の可能性がある。一度でも失神症状が出たら即、専門外来を受診しよう。

 次に怖いのは突然の動悸。特に脈拍数が1分間に140~200にもなり、脈を探ることすら難しい高速回転の頻脈が「突然始まり、突然治まる」場合は要注意。これに冷や汗が出る、息苦しいなどの症状を伴うなら「病的」な頻脈が疑われる。「発作性上室性頻拍」や「心室頻拍」の可能性があり、こちらも速やかな受診が肝心だ。

 同じ頻脈でも中高年層に多いのは脈拍がバラバラで、しかも速く打つ「心“房”細動」。時にめまいや息苦しさを生じるが、意識は明晰なまま。一瞬、不安になるが心筋梗塞など他の心疾患がない限り、直接死につながることはまずありえない。ほかに症状がなければ不整脈の治療も不要だ。ただ最近は、心房細動があると高い確率で脳梗塞を発症することがわかり、血液をサラサラにする抗血栓治療が行われている。

また、長期的な経過や心臓への負担を見越し、薬物療法のほか、症状や合併症・既往歴によっては積極的に非薬物治療を行うケースも増えてきた。

 非薬物治療の一つ、カテーテル・アブレーションは足の血管からカテーテルを入れ、高周波を流し不整脈の原因となっている心筋を焼灼する方法。治療時間は2~3時間で1週間前後の入院ですむ。ただ心房細動では再発率が3割程度と若干高めなのが難点だ。

 もう一つは植込み型除細動器(ICD)という小さな機械を皮下に埋め込む方法。公共施設に設置されるようになったAEDと同じく診断・治療機能を併せ持ち、頻脈を察知すると自動的に電気刺激によるペーシングを行ったり、必要とあらばガツンと電気ショックを与えることで、致命的な事態を防ぐ優れもの。ICDの治療対象は心室性の頻脈で、定期的なメンテナンスやショック時の苦痛など負担はあるが救命率は高い。怖い不整脈があり、家族の中に突然死した方がいるなら考慮すべきだ。

相撲観戦中の中年男性が救急搬送 両国国技館 東京・両国国技館で19日、大相撲技量審査場所12日目を観戦していた男性が体調不良を訴え、救急搬送された。対応した相撲協会職員によると、年齢は推定で40代後半から50代で、アルコールは検出されなかったという。自動体外式除細動器(AED)がかけられた後、救急車で運び出された。警備担当の親方衆が迅速に救護活動をしたが、男性の経過について協会は確認していない。


【AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com

 人気アイドルグループ・AKB48の高橋みなみ(20)、板野友美(19)、峯岸みなみ(18)ら5人が17日、都内で行われた「AKB48と一緒に『もっとよく知る赤十字!』キャンペーン」発表会に登場した。
 5人は同社の職員から心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)について講義を受けた。高橋は「体験したことがなかったのでビックリ。これからは救護活動も頑張りたい」と誓った。
 3月25日にAKB48グループから捻出した5億円と、ファンの募金を合わせた約6億2000万円を東日本大震災の義援金として赤十字に送ったが、16日には握手会などでの募金活動で集まった約3200万円を振り込んだ。高橋は「必ず救える命があります。一緒に赤十字社のことを学んでくれたらうれしいです」と声を大にしていた。

【AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。
AED寄贈サイト
http://aedkizo.com

[AKB48、もっと赤十字のことを知って]
救護服姿で登壇したAKB48の峯岸みなみ、板野友美、高椅みなみ、高城亜樹、渡辺真友=東京・港区の日本赤十字社本社(撮影・吉澤敬太)
 AKB48の高橋みなみ、板野友美ら5人が17日、都内で行われた「AKB48と一緒に『もっとよく知る赤十字!』キャンペーン」発表会に登場した。5人は赤十字職員から心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)について講義を受け、高橋は「これからは救護活動も頑張りたい」と誓った。