悲劇の死を無駄にしてはいけない。サッカー元日本代表DF松田直樹さん(享年34歳)が急死したことを受け、なでしこジャパンの佐々木則夫監督(53)は5日、追悼の意を表すとともに、女子選手の体調管理もさらに徹底していく考えを明かした。
サッカー女子日本代表の佐々木則夫監督(53)、DF宇津木瑠美(22)=モンペリエ=が5日、東京・文京区でW杯優勝を報告。その後取材に応じ、松田さんの急死を受け、自動体外式除細動器(AED)の使用法を全員で学ぶ考えを明かした。 宇津木は「チームメートや相手選手が倒れて、自分が何もできないのは嫌。助けてあげられる準備がしたい」と話した。佐々木監督は「AEDをだれでも使えるように、われわれで考えていかないといけない」と、全員がAEDマスターになる考えを明かした。 この日はサッカー少女らに質問攻めにあった。名将は成功の秘けつとして「サッカーを好きなこと、失敗を恐れないこと、夢を持つこと」の3カ条を披露した。
4日死去した元サッカー日本代表DFの松田選手のように、サッカー界では、過去にもプロ選手らが試合中に心臓疾患で突然意識を失って急死するケースが起きている。
JFLの専務理事は「(AEDの設置について)アナウンス不足はあったと思う。こういったことで気付くのは残念だが、対応をしていきたい」と話した。
JFLの専務理事は「(AEDの設置について)アナウンス不足はあったと思う。こういったことで気付くのは残念だが、対応をしていきたい」と話した。
心筋梗塞は、狭くなった冠動脈に血液の固まりができ、血液の流れが完全に遮断されために心臓の筋肉が死んでしまう恐ろしい病気です。心筋梗塞の前兆として胸の締め付け感、痛みなどの狭心症の症状が出る場合が半数以上を占めており、狭心症の発作が1ケ月間に何度も続いたり発作の時間が長くなったり、ニトログリセリンが効かなくなったりしたときは注意が必要です。特に、高血圧や糖尿病、高脂症の方はリスクが高いので、気を付けてください。
サッカーの松田直樹選手が急性心筋梗塞で倒れた「梓川ふるさと公園」は、チームが普段から練習に使っている場所。長野地方気象台によると、当時の気温は24.6度、湿度は68%。午前9時から10時までの間に6分間しか日は差しておらず、比較的 涼しい中で事故は発生した。 一方、同公園には心臓発作などで倒れた人にショックを与えて心臓の動きを元に戻す自動体外式除細動器(AED)が設置されておらず、チームも所有していないという。松田選手が倒れた際には、関係者が心臓マッサージと人工呼吸による応急処置を施した。
【AEDとは、Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器の略で、一般市民が電気ショックを行うことができるようにつくられた医療機器です。 AED寄贈サイト http://aedkizo.com