小倉百人一首 | 山口アートフェスティバル

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小倉百人一首


 百人一首はわが国の伝統あるゲームのひとつです。優雅で品格のあるあそびとして多くの人に親しまれてきました。
 そしてその札もさまざまな意匠がこらされ、華麗に豪華に彩られたものがのこっています。なかでも美術工芸の偉大な巨匠尾形光琳が描かれた札が近年になって発見され、多くの愛好家の目を輝かせました。
 ご存知のように小倉百人一首は藤原定家が小倉山荘にこもったとき勅撰集の中から選び色紙にしたところからきています。
 周南郷土文化科学館では、2月の企画展として1番から100番まで紹介いたします。


一、秋の田のかりほの庵(いほ)の 苫をあらみ
    わが衣手は露にぬれつつ
                            天智天皇


 秋の刈穂を治めて守る仮小屋の、苫の網目が荒いので、私の衣の袖は露にぬれてぬれ続けているのよ。


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