アースディ 考えよう地球環境のこと 4月①
生命をを育む海と海洋汚染
約46億前にできた地球では、40億年 ほど前に原始の海ができ、そして38~36億年前に海の中で最初の生命が生まれました。当時の海水には地球上に現存する元素の60~80が溶け込んでいて、海水の主成分は38億年間変化していないといわれています。 生物の進化のほとんどが単細胞生物の時代でほとんどが海中のなかでした。生物は、植物と動物に別れ、魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類が出現しました。私たち人類が登場したのは、400万年前といわれています。ほとんどが自然に同化して暮らしてきました。今から約1万年前世界の肥沃地帯を中心に農業が始まりました。自然に同化して生きてきた私たちですが、環境をコントロールできるようになりました。産業革命以降、工業を発展させて私たちの暮らしは豊かになりました。
しかし、住んでいる環境が汚染されて世界的に問題になってきました。
なんと私たちの人間の血液の成分も海の成分と似ているといわれています。
この私たちの母なる海が汚されています。 海を汚染する物質のトップは油です。なかでも船舶から出される油が8割を占めております。割合が少なくても有害物質も海を汚しています。
私たちの暮らしが豊かになる一方で工業排水・放射能など人間の手に負えない負の遺産が量産されていっています。20世紀は発見の世紀といわれていますが21世紀は考える世紀といわれています。海洋汚染の対策について科学者たちは考えるべきだと思います。