こんにちは

朱美です。



昨今は、さわやかな季節となりました。

今回は、旧暦の巳月(みのつき)についてお話ししたいと思います。

孟夏:4月の立夏〜5月の芒種の前日までを指します。

現代の暦でいうと、2025年は5月5日〜6月4日です。


三合の巳は、合して金と化す


わかりやすくいうと、

巳(み)は、干支(えと)で言うと「へび」にあたります。

東洋の陰陽五行で巳は、火の気を持っているとされます。

三合(さんごう)は、

特定の干支同士が強く結びついて、

別の五行の力(エネルギー)に変わることをいいます。

巳(み)・酉(とり)・丑(うし)は、「三合金局(さんごう きんきょく)」と呼ばれ、

この3つが揃うと、火や土の性質ではなく、「金の気」に変化します。

つまり──

巳(み)というエネルギーは、単体では火の性質ですが、

仲間(酉と丑)と手を取り合うと、金というまったく違う力に変身する。

この「化す(金と化す)」とは、まるで錬金術のように、あるエネルギーが別のものへと転じていく奇跡のような現象。


加えていうと

それぞれの気(五行)は、

酉(とり: 金の気


丑(うし):土の気(+金を内包)

酉は、純粋に金の性質を持つ干支。シャープで洗練されたエネルギー。収穫・整理・完成などを象徴します。


丑は、土の気をメインに持ちながら、内側に「金」の種を秘めています。大地の中で金が育つようなイメージです。ねばり強さや形にする力があり、変化の前段階を支える存在です。


「巳(火)」が先に燃え、丑(土)がそれを受けとめて育み、酉(金)が結実させる──

これが「三合金局(巳・酉・丑)」が金に化すプロセスです。

つまり、巳のが単独ではただの炎だけど、

仲間がそろうことで価値ある金(メタル)へと昇華するわけです。


巳は「火の気」を持ち、

酉(とり)や丑(うし)とつながることで、火は金へと変わる。

まるで錬金術みたいな変容のチカラが、巳にはあります。


巳月は、変化や変容、そして価値を生み出すパワーに満ちている月といえます。


十二消息の卦は、

乾為天(けんいてん)


陽の気がMAXです。


乾為天(けんいてん)は、まさに陽の極みの時。

巳月はちょうど、陰陽のバランスが陽に振り切れたタイミングです。

陽が満ちて、これ以上いけないところまで達した

それが乾為天=天が二つ重なる、陽オン陽の卦。


この時期の自然界は、エネルギーがピークを迎えていて、

火(巳)+陽の極み(乾)=燃え盛る生命力と創造のタイミングとも言えます。


巳月は、干支の「巳(火)」がめらめらと燃える季節。

そして、十二消息卦では「乾為天(けんいてん)」──陽の気がMAX!

もうこれ以上ないくらい、天のエネルギーが満ち満ちています。


だからこそ、燃やせるものはどんどん燃やして、

変化させたいものは、潔く変えていく。

まさに「化すタイミング)といえるかもしれません。

三合の力も借りて、火から金へ──価値あるものに変えていきましょう。。。


ちなみに弁財天の祭日は、旧暦の巳月巳日

サラスヴァティ

ヴァーチェ(言語と知恵の神)との習合。

金気に属する神です。


そういえば

わたしは金沢へ旅行されたお友だちから

「金澤美人珈琲」なるお土産を頂きました〜♪

なんと

金粉入り✨✨✨


美人🤭☕️

なんだか優雅な気分⤴️

ありがとう😊


ではでは

またね

👋


朱美♡