先日。幼稚園から帰ってきた大仏が言った。

「きょう、Aくんかえった。はなぢでてた」

「あら、どこかぶつけたのかね」

「あのね、さかあがりをぶお―ん!てがんばったから、でた」

「そうかぁ。がんばって練習したんだね」


そう、もうすぐ運動会である。園では毎日まいにち練習である。

大仏もつい先日、やっと逆上がりができるようになったらしい。

そして昨日は、連続もできるようになったらしい。

この目ではまだ、見ていないが。


「BくんとかCくんとか、みんなよくはなぢだすよ。ぼくもはなぢでたい」

「あ―みんなえいって力をいれるから、鼻血までぶぼーんなんだね」

「どうしてぼくは、はなぢでないの?」

「そうだね。そういえば大仏、鼻血出したことないね」

「どうして? ぼくもはなぢでたい!!」





ま―そうねぇ、鼻血でもでてくれりゃあ、私はすぐさまそれをキャッチして、

眼科でのアレルギー検査に、使うんだけどなぁ。




そんな、鼻血が出してみたい大仏氏、こんなことまで、教えてくれる。

よく、上に兄弟がいる子なんかだと、お下がりを使ったりするじゃない?

幼稚園の体操服でもそう、お弁当箱とかタオルとか袋とか、

そりゃあ色んなもんに、お下がりが登場したりするワケよ。

その場合、上の子の名前を消して、下の子の名前を書くじゃない?

そういうのをいちいち、報告してくれるのよ。

だれだれ君が持っているなになにには、こうやって名前が消してあって、

だれだれ君の名前が書いてあるとか。

それをね、私に説明するのよ、こうやって ↓









余計なお世話だと思いますよ。





※5歳9カ月