こんにちは！
ADORとHYBEの戦いはまた
火が燃え上がっていますね。
いつまでやり続けるつもりでしょう。
そうこうしているうちに
なんとHYBEのCEOである
Park Jiwon氏が辞表を提出したとの
ニュースも見ました。
でもミン・ヒジンさん
は辞める気配がないっていう
いい根性。逆に感心する。
こんだけ裁判沙汰になって
喧嘩してても仕事ちゃんと
してるのがすごいわ・・・
今日は、NewJeansの日本デビュー曲に
ついて取り上げます
【NewJeans】SupernaturalがJ-Popと表記され激怒する韓国人
私はNewJeansの楽曲は大体みんな好きです。
声が柔らかくて癒される。
日本デビュー曲。Supernatural
曲調が、New Jack Swing。
このリズムは懐かしいです。
ダンスステップも基本のhip-hop取り入れていますね。
New Jack Swingのリズムはこんな感じです↓
"Poison" by BBD
"Motown Philly" by Boyz II Men (BBDのMichael Bivinsがプロデュース）
NewJeansも懐かしいレトロ系を
狙っている感じです。かわいい。
HYBEとミンヒジンのドロドロした
醜い争いを一瞬忘れさせてくれますね。
New Jack SwingのSupernaturalを聴いて、
NewJeansは日本デビューと言いながら、
「世界市場」（またはアメリカ市場）を
かなり意識していると感じます。
Hip-hop全盛期や黄金時代Golden Ageと
言われたように、実はNew Jack Swingにも
Golden Ageと呼ばれるほど全盛期の
時代がありました。1988年ごろから1993年ごろ
まで。少し、Hip-hopともかぶっています。
それほどアメリカで人気があった（日本でも人気）
わけです。アメリカへのアピール。
ターゲットは日本だけではないな、
ということがすぐにわかりました。
また、歌詞も英語と韓国語の割合が日本語よりも
多いです。最初、日本語に気づかなかった
日本市場は大事だけれど、
日本だけがターゲットではない、ということが
歌詞の日本語の比率からもわかります。
ここに対して「日本デビューの意味がわからない」
と言っている外国人ファンもいるようです。
日本語が少ないからだそう。
日本人は歌詞にそこまでこだわらない
気もする。けど、海外ファンはそこを
気にしているんだ〜
このジャケットは村上隆さんとの
コラボですね。
日本人とのコラボで日本デビューだから
J-Popなのか？
Naver VibeやApple Musicでこのように
なっているそう↓
J-Popってなっているけど・・・
私はNewJeansはK-Popだと
いう認識ですが・・・。
これに対して、韓国人はお怒りのようです。
しかも、大学の先生や研究者がピリピリ
しているそうですよ
例えば、
Sungshin Women’s University professor Seo Kyung Deok offered a radical view, saying no matter what, NewJeans should promote K-Pop all across the globe.
No matter how popular they are worldwide, NewJeans is a girl group that represents Korea. In that regard, they should be promoting K-pop to the world. However, labeling it as J-pop could cause misunderstandings among fans in other countries.
— Seo Kyung Deok
Sungshin女子大学のSeo Kyung Deok教授は、
根本的なところから見直し、
何があってもNewJeansはK-Popを全世界に
宣伝していくべきだ、としている。
『どれだけ世界的に人気があろうと、NewJeansは韓国を代表する
ガールグループだ。その点において、K-Popを宣伝するべきである。
しかし、J-Popと分類するのは他国のファンにとって
誤解を生むことになる。』— Seo Kyung Deok
先生、お怒りですね。
その気持ちはわかりますね。
確かに。
ただ、音楽を聞けば日本語なんて
ほぼ聞こえてこない。
これをJ-Popという日本人は
多分いないと思う。
今までK-Popの日本語バージョンって
J-Popとなっていました？
覚えてないなぁ・・・
アルバムは全曲聴いていないけど、
Supernaturalだけを聴いて、J-Popだとは
思わないですが。ただし・・・
確かに、アメリカでは
JapaneseとKoreanは間違われやすい
ということはありますね。
アメリカ人には区別できないと思います。
これに対して、ADORの見解は「そんな区別は意味がない」
としているようです。
It was released as a Japanese album for Japanese music activities, and we distributed it globally to make it easier for more fans to access. In an environment where media development diversifies distribution and spreads content quickly, we believe that distinguishing between the genres of J-pop and K-pop is meaningless.
— ADOR
『日本での音楽活動のために日本語のアルバムがリリースされたが
多くのファンがアクセスしやすいように全世界に流通させている。
メディアの発展が流通を多様化し、コンテンツを素早く
展開できる環境において、我々はJ-pop と K-popのジャンルの
区別は無意味なものだと考えている。』— ADOR
これはこれで一理あるというか、
言いたいことは理解はできます。
でも、この説明で制作側のADORも
どっちかはっきり言えないとは面白い。
これはまさに、以前XGのブロデューサーである
サイモンさんがXGがK-Pop かJ-Popかの議論で
どちらでもあり、どちらでもない、のような
お話をされていました。
結局、音楽ジャンルとしてK-Popが
しっかり確立されていないから
このような混乱が起きるのです。
XGとは少し違いますが、
New Jack Swingはアメリカ人には
刺さりやすい、となると
本当のターゲットは日本でも韓国でも
なく、欧米
なんではないでしょうか。
運営側がJかKかどっちでもいいって
言うんだから、学者が持論を展開したところで・・・
ですよね。
だからK-Popは音楽ジャンルではなく、
ビジネステンプレートなんです。
ここははっきりしていますね。
そもそも、このSupernaturalも
完全にNew Jack Swingなんでね。
音楽性にオリジナリティはないです。
ですが、韓国の企業所属である、
ということは動かぬ事実なので、
音楽を世界に拡散できるビジネス
テンプレートとした方が辻褄が
合うと思います。
それではまた。