こんにちは!

 

アメリカではK-Pop=BTSとなりがちです。

滝汗

わかりますよ〜。

もっとたくさん人気グループ、

全米ツアーをしているグループは

ありますよね。

それに、BTS以前にもアメリカで

人気が出ていたグループはありますね。

ですが、「今」の世の中でいうと「BTS」と

いう人が多いです。

 

そこで、本日は、

 

【K-Pop】アメリカでの評価は?

ということをお話しします。

 

 

この前のブログにもこの短いインタビュー動画を

引用元に載せていたのですが、↓前回、

司会者がBTSに関してどうコメントしたかを

書いていませんでした。

(↓この動画の最初の方です。1分〜あたりから)

 

司会者のコメントが面白いと思ったので、

もう一度何を言っているのか見ながら

考えたいと思います。ちなみに2021年の動画です。

 

こういう何気ない会話の中でK-Popの話が

出ると、アメリカ人のK-Popに対する

無意識レベルでの評価・認識度がわかります

 

New Editionというグループについてですが、

簡単に説明すると、

このグループは1970年代後半〜

ジャクソン5の人気にかげりが出始めた頃、

人気のグループになります。もちろんジャクソン5を

意識してのデビュー。なので5人組です。ジャクソン5の

曲をチャートでは上回ったこともあります。

グループが成熟した後は全員がソロ活動し、成功。

その中でも、ボビー・ブラウンは

ホイットニー・ヒューストンと結婚したことでも

有名ですね。(悲劇続きでしたが・・・)

 

この短い動画の中で、

女性司会者Tamron Hallが、

 

You guys are the protopypes for all boy bands

『あなたたちはすべてのボーイバンドの原型となっているわ。』

注意:英語だとボーイグループはボーイバンド(楽器を持っていなくても)と

呼ばれることがあります。同じ意味で使われます。

 

まず、ここでの司会者の前置き。

アメリカ発、しかも自分と同じアフリカン・アメリカンコミュニティー

から出てきたグループに司会者が敬意を払うのは当然ですね。

 

【すべてのボーイバンド(グループ)の原型】

 

元になっている。New Editionというレジェンド

グループが元になってその後のボーイバンドが

編成された、プロデュースされたという意味合いが

感じ取れます。(ちょっと言い過ぎかとも思いますが、

まぁよしとしましょう)

 

そして、司会者Tamronは続けます。

 

We heard the list that continued to be inspired. 

I was watching the American Music Awards and

see...

to see BTS look at you all with such admiration made me

feel good

『その後の(ボーイグループ)のリストも(New Editionに)

影響され続けているらしいわね。

American Music Awardのショーを

見ていたんだけど・・・

BTSがあんなに称賛しながらあなたがたを見ているのを、見てて

気持ちよかったわ〜』

 

No hate on BTS, I like them too.

BUT to see them recognize the kings was SO good! 

『BTSに敵意はないわよ。彼らのことも好きよ。

でも、彼らが(ボーイグループの)キングをわかっているって

いうのがすっごくよかったのよ!』

 

 

短いfootageですが、この司会者が説明しているとき、

American Music Awardsの中でNew Editionのステージで

BTSがちゃんと立ちあがってNew Editionの曲とともに

音楽にのって体を動かしている模様が映し出されます。

I was trying at home, too. They did better than me

『私も家であれやっていたわよ。あの子たち(BTS)

の方がうまかったけど。🤣』

 

のように言っています。

 

こういう話し方は特にアフリカン・アメリカン

コミュニティーでは普通なので、人を

馬鹿にしているわけではないですニヤニヤ

ちゃんと褒めていますよ。

これが彼らの敬意の表し方、褒め方です。

 

ですが、それでもやはり、

New Editionというすべてのボーイグループの

元になっているレジェンドグループは

BTSにも影響を与えていたのだ。

だからBTSの上にいるNew Editionはすごい。

だから私は気分がいい。

と、司会者は言っています。

New Editionへの敬意ですね。

この場では当然の態度ですね。

 

わかりやすくいうとこういうことです。

アメリカはやっぱり上でしょう!と。

単純ですが、人はそう思いたくなるもの

なんです。自分たち側の人たちを

立てるんです。だから、外から来たものは

アメリカの上ではないということです。

すごいね!と褒めてはくれるけど

決して、アメリカを

越えたね、とはならない。

彼らは絶対そう言わないと思います。

とても微細で微妙ですが、抵抗は

感じます。これがアメリカです。

 

アメリカをあまり意識しない

方がいいかもしれない。

売れるための戦略は必要

なんでしょうが、アーティスト

自身が振り回されない方が

いいのだろうなと感じました。

 

世界で売るのは難しいと

これを見ていて改めて思いました。

 

それではまた。