アンコールステージは生歌を試される場ではない!?

 

ある記事を目にしました。

 

最悪な過去のアンコールステージ

 

 

アンコールステージの生歌の賛否。

ですが、

「アンコールステージは生歌を試される場所ではない」

という意見もあるようです。

楽しく歌って終わるものだ、と。

一位とっておめでとうでしょう!?と。

彼らが楽しくしてくれてナンボじゃないか。

生歌を評価するのは馬鹿げている、と。

 

なるほど。

本気で歌って、歌唱力を

評価される場ではないのだそう。

 

しかし・・・

その考えは何かズレている

気がします。

ダンスメインになっているから

歌が多少上手くなくてもいい、

という風潮になっているのでは

ないか、と・・・

そう感じざるを得ないのです。

もちろん、アンコールでしっかり

ボーカル能力を発揮している

人もいますよね。

AespaやBTSジョングクなど。

それは素晴らしいです。

歌を歌えば評価されるのは

当然のことですよ。歌手なんだから。

 

『歌番組』に出るからには

『歌』がメインではないのか、と

やっぱり思うんですよね。

丁寧に歌ってほしいと・・・

思うんですよ。

コレオが大変なのだから

歌が疎かになっても許される、

という考えそのものがおかしい。

K-Popってそういうもんですよ、

というのを堂々と主張するのも

おかしい。

ダンスグループですか?

それで、グラミー賞を取るんだ、

という主張はますますおかしいです。

特にグラミー賞ではリップシンクは

『悪』とされています。違反ではないので

リップシンクしても失格にはなりませんが、

グラミー賞の趣旨と合わないと言われて

当然です。

*グラミーに関しては別記事に書いています。

 

その昔・・・エグザイルは、

ダンサーとボーカルが二つに

別れていました。

ダンサーチームがコレオを担当し、

ボーカルチームが歌に専念し、

コレオは軽くしていました。

本来は歌にこだわるならそうした方が

いいんでしょうね。

 

それだと意外性がないというか、

もうJ-Popがそうしていたんでね。

同じことをやっていたのでは新しさは

ないですよね。

 

歌もできるし、激しいコレオも

できる、という「完璧」な姿を見せなければ

いけないということからシンクロダンスが

主流になってきました。それがK-Popですね。

ですが、反面、コレオが複雑になりすぎて

生歌披露になると途端に

声が小さくなり、不安定になるのが

残念。(全てのグループではないですが)

ダンサー化したK-Popグループ。

ここが弱点。

(あと、歌が下手だと言われるメンバーが

日本人であって欲しくないという

願いはありますね・・・)

明らかに歌の練習よりもダンス練習に

相当な時間がかかっていることの

表れですね。それほどバランスが

崩れてきているということです。

 

今やトレンドになっている

ダンスチャレンジもそうですが、

見せることばかりに意識が

行っているような気がします。

ダンスと歌のバランスが

大事だと思います。

 

ではまた。