こんにちは。
本日は、
今日は、K-Popと
Motownの売り方について。
アメリカ目線での考察です。
Kを取って、先行きが不安なK-Pop
参考記事 『KがないK-PopはPop (ヒット)しない』
KをとってもK-Pop?
やはり、この議論が至る所で
されるようになってきました。
そして、アメリカにおいて
この議論になるとき、
いい評価にならないです。
道を踏み外したかのように
批判されることが多いです。
K-PopがKを取り除いた
スタイリングでどこまで
人気を保てるのか。
ここには興味があります。
結局、K-Popというジャンルは
音楽という観点からすると
あるようでない。
真似から始まって、真似の
上塗りで、上塗り重ねて
一周回って、アメリカンポップ
で落ち着きました。
独自性がないということです。
だから、今K-Popが好き、というのと
アメリカンポップが好きというのと
スタイリング以外それほど変わらない
のかもしれません。
K-Popは音楽ではなく、
スタイリングという結論です。
私は、一度SHINeeの
サイン会が当たったことがあり、
実際、メンバーを間近で見たことが
あるのですが、
この世の人間とは思えない綺麗な
肌をされていました。
上野動物園のパンダを見た時の
あの感動というか
いたんだ〜みたいな(笑)
そして、みんな同じような体型ですね。
MVをKドラマ仕立てにするとか
そういう歌以外でのこだわりで差別化。
だって、音楽がオリジナルじゃないんだから。
歌以外で勝負するしかないですね。
そこに持ってきて、Kの要素も奪ってしまったら
一体何が残るのか。
(音楽も本物じゃないんだから残るものが
何もないのでは?という指摘。)
ダンスが激しいので、もはやシンクロダンスだけが
K-Popの武器・・・
歌番組で生で歌えないくらい激しいコレオで
ダンスは素晴らしいが、「歌」番組は本来
歌うから歌番組なんでは?
それが、歌わないのが当たり前になってしまっている
不思議な現象。そんなもんだ、と。
K-Popは音楽以外での特徴はありますが・・・。
HYBEのチェアーマン、バン・シヒョクさんが、
「これからK-Popが生き残るには、
Kを取り除いて、Popで勝負するんだ!」
と発言されていました。
この発言は、BTSがソロ活動に入り、
なかなかBTSに匹敵するような売り上げが
あるグループが出てこない中、
「K-Popは低迷する。すでに衰退しつつある」
という、懸念をバン・シヒョクさんは
示されていました。
焦りからくる戦略だったのか!?
HYBEだけではなく、JYPもまるで
Kを取り除くことが、K-Popの
「進化型」とでも言わんばかりに
アメリカ進出に頑張っています・・・
が・・・
K-PopがPopになることが、果たして
K-Popの『進化』になるのか、
それとも、間違った判断になるのか。
ちょっとよくわからないな、と
思います。微妙です。
というのも、いわゆる、グローバル
K-Pop(韓国人ゼロ、もしくは
少ないグループ)KatsEye,
VCHAなど英語で歌うグループが
出てきました。
Blackswanというグループは
一人も韓国人がいないグループですが、
結局それほど売れていません。
なかなかBlackpinkのようには
ならないですよ。
バン・シヒョクさんの当初の懸念ほど
K-Popの売り上げは落ちてはいないので
まだ今年は大丈夫だと思いますが、確かに
2021年以降、
売り上げの伸びはあまり大きくないようです。
この記事では、Motownサウンドと
K-Popを比較しています。
Motownサウンドというのは、黒人音楽
(ゴスペル、R&Bなど)を当時アメリカで主流だった
白人のPopに限りなく寄せた音楽。
マービン・ゲイ、スティービー・ワンダー、
ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソンなど。
ここでメインストリームに黒人がどんどん
チャートイン。
敏腕黒人プロデューサー、Berry Gordyが
立ち上げたMotownというレコード
レーベルで、このレーベルから多くの
優れた黒人アーティストたちがデビューし、
絶対的ジャンルを構築。
Motownといえば、黒人。
R&Bといえば黒人。
白人グループもこのMotownレーベル
からデビューしました。が、
あまり、ふるわなかった。
音楽もそうですし、見た目も
「本物じゃない」というリスナーからの
評価。マーケティングも上手くいかなかった。
あっちもこっちも手を広げようとせず
一つのものにこだわって、勝手に
世界に広がっていくのが理想なんでしょうね。
人種を変えてしまうと「本物じゃない」
という印象を与えてしまうのかもしれません。
K-Popにも同じようなことが
言えるのかもしれません。まだ、
NiziUや&TEAMは韓国に近い日本での
デビューから始まり、それほど違和感は
なかった。しかし、
アメリカ化を急ぎすぎた結果、失速の恐れも
あるなと感じます。少なくとも、ジョングクの
Goldenを聴いてそう感じたアメリカ人は
割といるとこの記事を読んでいて思ったし、
英語雑誌にはそういう意見をチラホラ見ます。
それではまた。