こんにちは。
本日は、
HYBEがラテン音楽に乗り換える理由
ということでお話していきます。
K-Pop大手エージェンシー、HYBEが
ラテン音楽のジャンルにも果敢に攻めて
いくということを発表していました。
それまで、hip-hop人気にあやかり、
K-Popもhip-hopに傾いた楽曲が多かった。
・・・のですが、だんだんhip-hopにあやかって
いられなくなってきています。
なぜこのようなことになっているかというと、
実は、アメリカにおいてhip-hopが売れない、
下降線をたどっているからです。
これまで、hip-hopはロックやポップを
抜き、勝ち上がってきました。
hip-hop50周年を迎え、その栄光に
かげりが見え始めています。
hip-hopのカテゴリーでもう
ビルボードNo.1に輝くような
アルバムも楽曲も出なくなってきた
のです。
参考記事 『2023年にhip-hopNo.1ヒットアルバムもシングルも
出ていない五つの理由』
2022年はまだビルボードNo.1に輝く
hip-hopでの楽曲がありました。
ですが、この記事が出た2023年6月の時点で
hip-hopでNo.1が出ていませんでした。
ビルボードの記事に書かれている五つの理由。
理由1
圧倒的スターがいなくなった。
(同じ人がトップに立ち、トップが
休んでいる間、トップに変わる新しいスターが
出てこなかった。)
理由2
売り上げが落ちている。
(マーケットシェアが2022年には
27.8%だったのが、2023年には、
26%になった。)
理由3
ラッパーが売れて、トラブルに巻き込まれる。
(犯罪を犯して警察沙汰、ドラッグの
オーバードースで再起不能、発砲事件に
巻き込まれたりして、活動が中止になるケース。
最悪、死ぬ人も割といる。)
理由4
他のジャンルの人気が上がり、
(K-Popも含め)ビルボード
チャートで熾烈な戦いが
繰り広げられた結果、hip-hopが
負けた。
(他のジャンルに押されhip-hopが
チャートインしなくなった。)
理由5
最近のクラブシーン復活。クラブ音楽が
だんだんまた蘇ってきた。
(シンセポップ、ハウスフージョンなど
クラブミュージックが徐々に復活。
ボルチモアクラブのシーンにインスパイア
され、ラテンやディスコがまたアメリカで
はやってきている。)
このような理由らしいです。
もちろん、hip-hopの人気がなくなった
わけではないのですが、「サイクル」ですね。
味変したいですもの。
同じものばかり食べると飽きるので。
すぐに乗り換えるHYBE。
これは、Japanese hip-hopにとっては
チャンスかも。
それではまた。