こんにちは。
本日は、すごいタイトルです。
K-PopからK-Flopへ・・・K-Pop破滅の道へ!?
K-Flop とは何?
K大失敗
です。
"flop"とは、ドサっと落ちることです。
これ・・・K-Popと語呂合わせで、
かっこよく聞こえますが、
バッサーって落ちる音で、
つまり、「失敗作」という意味です。
なんということ・・・
アメリカの高校生が発行する
ウェブマガジンにこうも大きく
書かれてしまっています。
引用元:TheMirror
かつては、日本も日本ぽさを捨て
「アメリカンナイズ」されたと
批判されたものでしたが、それでも
シティポップは日本語でした。
アイドル文化を築いたのも日本ですが、
それもまだ「日本の」独特な文化だ、と
言える理由はあります。
例えばホストクラブなんかも
アイドル文化と並行する日本の独特な
(サブ)文化です。外国にないからです。
(いいも悪いも、日本独特なもの、
日本でしか味わえないものを残すという
のは価値がそれなりにあると思います。)
K-Popはちょっと西洋化を
急ぎすぎたのかもしれません。
Kを取るのがちょっと早すぎた。
(もしくは、取ってしまっては
いけなかった)
高校生にまでこういう指摘を
されてしまいました。
しかもこの記事を書いているのは、
コリアンアメリカンのようです。
韓国系アメリカ人までこんな風に
思っているわけです。
アメリカの韓国系の若者までがっかり
させるK-Pop、一体何が起こったのでしょう。
要するに、この記事で何が言いたいのか
というと、「アメリカにあるものを
アメリカ人は欲しがるはずもなく、
売り上げの伸びが悪くなってきている。
Kを取って価値がなくなってしまった。」
例えば、グローバルK-Pop(なんか
よくわからないですけど)として
デビューした、
BLACKSWANという女性グループ。
一人も韓国人メンバーはいません。
というか、アジア人もいない。
ベルギー人、アメリカ人、ブラジル系ドイツ人、
そしてインド人がメンバーだそうですが、
あまり振るわないそうです。
K-Popの要素ゼロですもんね・・・。
またこの記事では数々のK-Pop
グループが英語歌詞の曲を出して
アメリカンナイズされたことを
嘆いていますね・・・。
K-Popというからには、その理由が
あるんでね。Kというからには
しっかりそこを残した方がいいです。
「キノコの山、チョコをとってもキノコの山」
現象のように、KをとってもK-Popだ、と
言ったこともありましたが、あのチョコなし
キノコの山も「限定品」だったそうで、
長く続かないということですね。
この記事は、
ジョングクのGoldenにも触れています。
ジョングクが完全にセクシー系
トラップアーティストになってしまって
いる、と。
ジョングクが事務所に操られて
そうなったのか、それとも本人の意思なのか
それは分かりませんが。ただ、あまりにも
有名人とコラボをし過ぎた印象はありました。
お腹いっぱいになりました。
BTSが日本語でMIC Dropとか歌っていた
頃が懐かしいですね。まだ許せました。
この記事の最後に不吉な一言が・・・。
if the Korean aspect of K-pop fails to preserve its relevance in the face of Westernization, fans will fall out of love with the genre just as quickly as they fell in.
『もし、K-Popの韓国的な面が
西洋化に直面して維持できなかったら、
ファンたちはたちまち熱が冷めるだろう。
彼らが熱狂的に好きになった速度と同じぐらい速く・・・』
文化的価値については私も
日々取り組んではいますが、
私個人の意見としては、
独特な文化、アイデンティティーは
残した方がいいと思います。
そこに価値があるからです。
だから、私の学生もK-Popが好きでも、
最近は、日本に留学を希望する
学生が増えてきました。
学生は単にアニメやビデオゲームに
触れたいから日本に行きたいわけでは
ないんです。そういうものはアメリカに
いても十分触れられる。そういう
短絡的な理由ではありません。
アニメを世界的に有名にした
「そのようなものを生み出した日本(文化)」に
興味があるんです。今、日本人が
何を見て、何をしているか、そこを
知りたいしここまでに至った歴史も
知りたい。日本でしか
味わえないもの、宗教観・世界観、
また、着物や茶道などのような文化に
実際は興味を示すことが多いです。
目先のものだけではないんですね。
だからこそ、アイデンティティーは大事です。
それではまた。