こんにちは!

 

本日は、

 

 

【Number_i】J-Popとラップ

 

私が、今回Number_iに注目している

理由が、彼らがヒップホップで攻めてきたから。

で、個人的に私はヒップホップが好きだからです。

そして、歌詞が英語ではなく、日本語だから。

このまま日本語を貫いてほしい。

ところどころ今回のように英語をはさむに

しても、全振りして英語にしてしまわない方が

いい。日本語でも十分伝わります。

 

私は中学生の頃からヒップホップが大好きで

英語も習い始めて全然聞き取れなかった

のですが、それでも好きだからずっと

聴いていました。そういう人わりと

いると思うんですよね。

なんかかっこいいから

聞いている、という人。

音楽とはそういうものだと思います。

発する言葉も音の一部。

そのうち、フレンチヒップホップも

いいなと思い、フランス語ラップを

聴いたり、トルコ語もいいな、と思い、

トルコ語ラップを聴いたりもしていました。

ちょっと変わっていますかねニヤニヤ

音楽と言葉の一体感を楽しむ感じ。

 

何が言いたいかというと、

何を言っているのかわからなくても

ラップは楽しめるし、伝わってくるという

ことなんです。

ですが、よく言われることは売れるラップは

「真実を語るラップ」だ、ということ。

アメリカ人も英語のラップを100%理解して

聴いている人はあんまりいないです。

曲にもよりますが。

また黒人と白人で話す英語にも違いがあり、

白人に聞くとエミネムはまだ聞き取れるが、

黒人のはかなり難しいらしい。

そもそも黒人英語は白人との隔たりを示すもの。

白人たちとの距離。

ここで、わかることは、白人のエミネムは

やはり白人寄りの英語を使っているということ。

 

ヒップホップ文化についてはこのブログの

どこかで書いているかとは思いますが、

カルチャーなので音楽だけではないし、

ダンスだけではないです。

全て込みでの文化です。

つまり、ダンスありきでもMCありきでも

ないんです。音楽があってのダンスであり、

MCです。お互いが存在してこそのヒップホップダンス

であり、ラップ。大事なことは魂で音楽を

聞くことです。

ラップなら、音楽と言葉が一体になっている状態。

その一体感が大事。

そうすると、これは怒りだな、とか、

人を馬鹿にしているな、とか、女性を口説いてるな(笑)

とか、一言一言全部わからなくてもなんとなく

そうだろう・・・で想像できます。

あとで歌詞をチェックして、

答え合わせをすると面白いです。

人間は言葉だけでコミュニケーションを

していないんです。表情やジェスチャー、

声のトーンも大きな役割を果たします。

 

日本にはわりと早い段階でヒップホップが

入ってきていますね。アメリカのギャングスタ

ラップなんかの影響を受けている人もいますね。

だから日本でもちょっとアングラ的な、

なんかダークな感じで怖い顔してラップを

している人もいました。

で、当時(90年代?)の日本語ラップは

日本語ののせ方が

英語のように強弱つけてのせていない印象は

ありました。そもそも日本語には強弱アクセントは

ないので当たり前と言えばそうなんです。

英語と日本語では言語構造がかなり違います。

文法だけではないです。

音韻論から見ても、全く構造が違う。

英語は強弱アクセント、一方

日本語に強弱アクセントはなく、ピッチ(高低)アクセント。

このようにアクセントのシステムも違いが

あるのです。ですから

もともと英語がのっていた音楽に日本語をのせる

場合、工夫しないと言葉遊びやメッセージ性は優れていても、

棒読みセリフを叫んでいるだけに聞こえるわけです。

下手したらお経。

(ですが・・・宗派によってお経の方がセンスのいい

ラップのように聞こえる・・・。

浄土真宗のお経が見事なラップのようでした・・・。滝汗

 

最近の日本語ラップは音そのものに強弱をつけ、

音楽へののせ方に工夫がされ、

カッコよくなってきたな、と私も聴いていて

10年前のラップとは違うな、と思います。

 

そういう意味で、Number_iのラップの

音へののせ方は今の時代にあったスキルだと

思います。

言葉の区切り方も音に言葉がのっていて、

強弱もしっかりついていてすごくいいです。

これは、JYPの新しいボーイグループ、

NEXGのプレデビュー曲でも思いました。

日本語の、のせ方が進化している!

だから、日本語で攻めてほしいと思います。

私は仕事柄、

日本の宣伝を常にしているので、

どんどん日本語でお願いします!という

気持ちです。宝石赤デレデレ 

また、インディーズではなく、

メインストリームなら

悪い言葉があまり入らないので、

日本語の教材としても紹介しやすいですデレデレ

 

日本語の宣伝はいつでもWelcomeですね!

日本語入れながら頑張ってほしいです。

 

ではまた次回。