”K-POPのブランド化” | アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

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このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

 

K-Popのブランド化(音楽で勝負しないK-Pop)

 

ジョングクはそのポテンシャルを早くから見込まれ、

徐々にアメリカ人とのコラボでじわじわとアメリカ

へ攻め込む種を蒔いていましたね。

 

しかし、これがジョングクじゃなかったら(もしくは

BTSのメンバーじゃなかったら)?

こんなに売れたかな?

「ジョングク」というブランドは確かにすごい。

ただ、「ジョングク」というブランドになって

しまったから、ジョングク以外がカスに見える滝汗

 

例えば、BTSの弟分に当たるTXTではまだ足りない。

TXTの器でBTSの穴を埋められるのか?

もはやHYBEは穴を埋めるつもりもないのか。

今期、賞を勝ち取っているのは結構、昔のK-Pop感を

出しているSeventeen。Seventeenの方が人気が

あるような気もするんですよね。(今のところ)

 

BTSのファンダム(ARMY)が実際、あまり他の

ファンダムに流れていないということを考えると、

やはりK-Pop(もしくは、HYBE)のこれからの

課題は、BTSを超えるバンドを生み出すこと。

(以前も書きましたが、BTSから流れていく

ARMYはルセラやNEW JEANSなど女性グループに

流れているらしいです。)

 

BTSのファンダムが動かない限り、

このままメンバー全員が兵役を終えるまで

コンテンツ出し続けていればなんとかなるのかも

しれない。若いグループも頑張ってもらえれば。

それでもBTS人気がK-Popのピークだったと

いうことは今のところ否定できないですね。

 

いやはや、いろんな意味でHYBEもK-Popも

正念場を迎えていると感じます。