こんにちは!
本日は、
K-POPじゃなくて世界的ポップスター
ということについてお話し
します。
引用元:Weverse Magagine
Jung Kook's debut single "Seven" release interview
自分は少しずつ変わってきている、という
ジョングクさんのインタビュー記事です。
ここで、ジョングクさんははっきり
意識していらっしゃらないのかも知れない
ですが、やはりK-POPというのは韓国文化
をシェアするというよりもビジネステンプレート
として扱われていることが証明されました。
連日、BTSジョングクさんの
ソロ初のシングル『SEVEN』を
見てのK-POPの音楽性の考察などを
していたのですが、このインタビューでの
ジョングクさんの発言、
【「ビッグなポップスター」になるために努力している】
謙虚といえばそうかも知れない。
ただ、一つ気になるところは、
ジョングクさんの口から「K-POP」という
言葉や韓国文化という言葉が全く出てこない。
なるほど、K-POPじゃなかったのか〜。
これが意味するところは何なのか。
彼は、今の自分の活躍では満足していなくて、
もっとビッグなスターになりたい。
インタビューアーが、
「え?もう十分ビッグじゃないの?」
と、聞いても「そう思わない」と返す。
今の自分の活躍というのはK-POPの
枠の中での活動ということになるの
かもしれない。
それでは不十分だ、と。
ジョングクさんは、もうK-POPを飛び出して
しまったのだと思う。
ということは、世界で活躍するジョングクさんは
すでにK-POPアイドルではないのかも知れない。
確かに音楽も欧米にわかりやすく
合わせてきているから
ちょっとアメリカに寄りすぎだなという
印象はあるにはある。
世界で活躍するには自国の文化を出さない
方がいいのだ、というふうにも受け取れる。
いや、そうじゃない選択肢で
世界をとって欲しかった、と思うファンも
いるかもしれない。
手放しでこの成功を喜ぶのもいいけれど、
一言も本人からK-POPという言葉が
出ないことに本国(韓国)のファンたちは
どう思うのだろう。
世界をとりにいくという
本当の意味・意義はなんなのだろう。
欧米に合わせて受け入れられることが
世界を取るということなのだろうか。
(まぁ現状はそうなんでしょう。)
もちろん、ジョングクさんの
Weverseライブを見ていると
Armyの方に向けて
韓国語で話しているし、
Armyに感謝の気持ちを表して
いることはわかります。
世界級のファンダムを抱えるBTS。
当然、ファンの応援があっての今。
この状態でBTSが
また完全体に戻れば、彼の発言通り、
すごいことになるでしょう。
だって、K-POPを出ちゃったん
だから。
K-POPグループじゃなくて、
K-POPを超越したグループ。
K-POPを越えるというのは、
K-POPの枠の中にいると世界で
成功できないという認識なのか、
それともK-POPは世界を取るための
踏み台に過ぎないのか。
K-POPそのものの価値はどうなる?
ジョングクさんが、
K-POP=ビジネステンプレート
を使用して世界のビッグスターになる、
ということの前例だとすれば、
アメリカ人のようにアメリカンポップス
を歌えるようになることが成功だ、
となりかねないなと思いました。
この傾向が強くなってくると、
K-POPの真の価値が下がります。
アメリカの方が優れている、という
ことになってしまうのだから。
今頑張っているK-POPアイドルたちは
そこが目標になるのでしょうか?
そうでもないと思うのですが・・・。
ジョングクさんもアルバムでは
全曲全てアメリカンポップスでは
ないと思うのですが、もし
全曲英語でアメリカンポップスだったら
どうする〜
K-POPの未来は不安ですよね。
そうならないとは思いますけどね。
ジョングクさんの自由な発言は
面白いです。
どこ吹く風で、「僕が嫌いな人は
聞かなくてもいいですよ〜」と
サラッと言ってのける。
しかもあの爽やかな笑顔で!
いろんな意味でプロだな
と思いました。
それではまた次回!