こんにちは。
本日は、
(K-POP)HYBEの懸念はやはり当たっているのか・・・
ということをお話ししていきます。
これは以前にも書いたことですが、
まず、Korean Wave(韓流)は、国策として
政府が投資しているソフトカルチャーです。
K-POPアイドルの政治利用というものは
前からあったのですが、凄まじく表立って
感じられるようになったのは、BTSからでは
ないかと思います。
政治利用されて、辛い思いをするのは
まさにアーティスト本人たちなわけです。
さて、先日、HYBEのチェアーマン、
バン・シヒョクさんが、
『K-POPの流行のピークは終わった・・・』
のような発言をされていました。
焦りではないにしろ、できることは
なんでもするようなそんな印象さえありました。
それは、SMエンターテイメントの筆頭株主になり
SMを買収する勢いでした。
SMエンターテイメントは
日本に初めてK-POPアイドルを送り込み成功させた
実績があります。老舗です。
『日本で売れる』ノウハウを熟知している
SMを買収したいということであれば、
HYBEの思惑も理解できます。
とにかく、アメリカ進出が狙いとはいえ、日本市場を
押さえておくことはK-POPの生き残りをかけて
とても重要なことです。
しかし、結局HYBEのSM買収ももうまくいかなかった。
そして、最近では、韓国とアメリカの首脳会談での
K-POPアイドルグループ『ブラックピンク』と
Lady Gagaのジョイントコンサート開催も
キャンセルになりました。
韓国のNationalSecurity Advisorが辞任。
(引用元:Korea-US Summit)
アメリカ側がコンサート費用を韓国側に負担するよう
求めたことがキャンセルの理由だとされています。
しかし、K-POPコンサートをリクエストしたのは
アメリカだと主張する韓国。アメリカがK-POPコンサート
を首脳会談で開催したいと申し出たのであれば、
なぜ費用を韓国に求めるのか・・・。
と、水面下ではHYBEのバン・シヒョクさんの
懸念を示唆するような出来事がチラホラ
起こっています。
つい先日、BTSのJiminさんが、Billboard HOT100で
見事一位の座に着いた、というニュースを
見ました。
これは韓国はもちろん、アジア人としても快挙であり、
韓国としても、国策として膨大な
投資してきた成果でもあるでしょう。
ところが・・・実は、
これが多分、HYBEの懸念なのだ、と
思いました。
Jiminさんの快挙は素晴らしい。
しかし、彼はBTSメンバー。
彼もいずれ兵役に入りますね。
一人、また一人、と徐々に兵役に
入っていき、もうカウントダウン
が始まっています。
しかしながら・・・
やっぱり、まだBTSに頼らざるを得ない
状況であるのだということが
ここではっきりとしてしまいました。
唯一無二のBTS。
本当に唯一になってしまった・・・。
後がなかなか続かない。
(他のK-POPグループでは、なんとか
今週、NMIXXがBillboard 200で
新しいミニアルバムExpergoで122位に
チャートイン。Jimin以外のK-POP
チャートインはNMIXXのみ。
これは、これですごいことですね。)
今日、私は自分の学生と話した時、
私の学生は、なんと
「東方神起が好き」だと言いました。
もう、K-POPは聞いていないそうです。
今のK-POPに魅力は感じないのだそう。
東方神起。。。 私も好きでした。
BTSはこれまで散々政治利用を
されてきましたし、政府と国民の
間でも揺れていましたね。
政府が膨大な投資をしている以上
日本やアメリカに売り込みに行かないと
いけない(日本好きか
アメリカ好きか、そういう個人の
好みは置いといて)
親日になりすぎてもいけない。
韓国国民の感情も逆撫でできない。
苦しいですね。
「自分が何者かわからない。疲れた。」
と、言いたくもなるでしょう。
精神のバランスが崩れるのも
理解できます。
そのような彼らにいつまで負担を
かけ続けるつもりか。
それはバン・シヒョクさんの最近の
発言、「BTSの活動開始時期は未定。
彼らのプライバシーを尊重してほしい」
は、辻褄が合っています。
アーティストを追い込みたくないという
配慮は感じられます。
ここからどうなっていくのか、また
膨大な投資をし続けていくのか、
気になるところではあります。