アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

アカデミアからのぞくJ-POP, K-POP, HIP-HOP

このブログではアカデミックな立場から(主にアメリカで)どのようにJPOP, KPOP, HIP-HOPが認識・議論されているかを文献なども紹介しながらお話ししていきます。のんびり書いています♪

- Today's message for you -

Keep your face to the sunshine and you cannot see the shadows.
~Helen Keller

『陽の光に顔を向け続けてください。そうすれば陰を見ることはできない。』
~ヘレン・ケラー


こんにちは。

 

さて本日は、

 

 

 

【K-Pop】Kビジネスに警報ランプ点滅

 

まずはこちらの記事をもとに

お話ししていきます。

 

 

Kビジネスの衰退

 

世界は今もなお、Kラベルを求めています。

 

グローバル人気に拍車がかかり

とにかく世界的に認知されたK-ビジネス。

K-Pop, Kドラマ、Kムービー・・・

 

しかし、業界内では悲痛な叫びが上がっています。

ウルトラマンで言うと、あの、胸のランプが

点滅している状態です。警報鳴り始めています。

 

まずはK-Pop。すぐ前の記事にも書きましたが、

伸び代があるのは韓国外。

韓国内での売り上げが落ちていることが致命的。

3年連続で売り上げは落ち続けています。

 

Kドラマは制作自体が減ってきています。

ただ、今のところ伸び代があるのは

グローバルプラットフォーム、Netflix, Disney+。

 

K-Movieはすでに韓国市場では

崩壊フェーズに入りました。戻れません。

 

 

誰もがコピーできるKコンテンツ、文化価値が問われる

 

と言うわけで、K-Pop, K-Drama, K-Movieこの

K-コンテンツを支えているエンタメ三大エンジン

がプスプスエンストし始めています。

ガス欠。

 

そして、知的財産権(IPR)や利益は

韓国国内の産業に行かず、グローバルプラットフォームに

吸い取られている状態。

なので大手はまだしも、中小の制作会社は

消えてなくなっていきます。

 

K-Popもそうですよね。

つまりグローバル市場、プラットフォームに

完全に持っていかれ、『ブランド化』されて

しまった結果、本当の韓国カルチャーパワーの

価値が消えてしまいました。

怖いのが、韓国でしか制作できない価値のあるもの

ではなくなっていること。

コピーできてしまうこと。(コピーしてもバレない)

なんだろ・・・

例えば、サンリオキャラクターって、いろんなところで

コラボしまくって、コピーされまくっていますが、

コピーすればバレますよね。

ジブリしかり。

サンリオキャラクターは不滅。

キティちゃんはシンプルなようで真似できない。

すごいと思うんですよね。

グローバル化してもサンリオは強い。

 

KPOP Demon Huntersが本当にいい例です。

韓国の会社にお金は入っていないんです。

グローバル化の怖さはここにあります。

韓国人が制作しているじゃないか、と言うのも

微妙で、韓国人ではあるのですが、

韓国に住んでいない人です。

作品自体韓国から生まれたもの、と言うわけではない。

そして、外国の視聴者なんてわけがわからず、

それは韓国のカルチャーだと思ってしまう。

ブランドだけが一人歩きして、海外で簡単に

作れてしまうものになってしまう。

メインストリームになることでグローバル仕様に

なる。

いいのか悪いのか。

需要があるのはNetfilx とDisney+のおかげ。

お金出して制作してくれる。

しかしそうなるともうパワーはそっちに吸い取られる。

 

そして、日本のグループの人気や実力が上がってきている

ことにもう気づいているようです。

Snow Manや国内のグループのスキルが上がってくると

K-Popグループの需要も変わってくる。

 

 

BTS新アルバム「アリラン」の狙い

 

BTSはどうやら「アリラン」と言う新アルバムを

リリースするようです。

 

 

BTSもこの危機の責任を背負わされたようです。

 

か、どうかはわかりませんがにやり

 

韓国を代表する民謡「アリラン」をアルバムタイトルにして、

自分たちのアイデンティティーを主張する方向に?

 

しかし、最初に挙げた記事のKビジネスがグローバル化

した結果、アラームがなり始めた内容と照らし合わせると

ここにきて韓国文化に戻るのはわかるような気がします。

Kビジネスの衰退とアリランがマッチする。

タイミングがぴったりなだけに結局グローバルKビジネスが

落ち目になると「自分たちのルーツは韓国だ」という

主張もあまりにも都合よく聞こえますが。

いやいや・・・滝汗

途中でK-PopのKを取り除くことが成功の鍵だ!

と、HYBEは主張していたじゃないですか。

 

ただ、BTSもあっち行ったりこっち行ったりちょっと

フラフラ軸がブレた時期がありました。

事務所に振り回されて大変でした。

最初から軸がブレないほうが説得力はありましたよ。

だって、ワールドツアーでDynamiteやButterも

パフォーマンスするんじゃないかな?

違う?

それは封印してアルバムだけの曲しかパフォーマンス

しません、ということなら、リスク背負ってかっこいい

となるけれど。新曲がどんなものかわかりませんが、

『アリラン』はインパクトが強い。

タイトルに沿った曲なのか、それともタイトルだけで

曲は欧米寄りなのか。

散々アメリカに寄せておいて今さら?

BTSの力を利用してアリラン拡散、みたいな。

あっちがダメだからこっち、みたいな

態度が一貫性がない。

なかなかあのダイナマイト路線をしっかり出してしまって

(ソロでも同様ですが)

無かったことにはできないですよね。

 

アルバムの中身も気になりますよね。

アメリカでレコーディングしていた割に

「アリラン」とはまた急に。

HYBEの戦略じみたにおいがしますよね。

あっちにもこっちにも手を出しすぎて

結局お金と名声に目が眩んだ会社の

イメージがついてしまいました。

HYBEが純粋にカルチャーをシェアするんだ、

というのは信じ難いけれど、BTSだから

任せられるのかもしれません。

BTS頼み。

 

それではまた。