会計士の転職先(金融系・一般企業) | ヘッドハンターが伝授する会計士・税理士向け『転職成功の秘訣』

ヘッドハンターが伝授する会計士・税理士向け『転職成功の秘訣』

年間600人以上のビジネスマンに出会う”ヘッドハンティング”のプロが語る、転職ノウハウを伝授。特に20代30代の公認会計士、税理士として活躍している方、もしくは税・会計の資格を目指す方にはお役に立てると思います。

監査法人 → 金融系コンサル

金融機関系のコンサルティング会社やアセットマネジメント事業、投資・M&Aなどのファンドがイメージで、かつて年収ゾーンは高かったのですが、リーマンショック以降資金の出し手が居ない中で、投資機会が減り、求人も激減しています。

若干大手金融機関を中心に持ち直している兆しもあり、今後の積極展開次第で求人も復活していく可能性はあります。

監査法人 → 一般事業会社

成長分野であるIPO市場が縮小している現在、一般企業の経理・財務部門で公認会計士の資格MUSTで人材を採用することは実際多くはありませんが、同業種監査の経験や当然会計知識を活かすことは可能です。一般企業で経理財務の実務経験者は歓迎され、実務での英語力があれば求人数は多くなります。ただし中途採用で求められるのは資格よりも実務経験がマッチしているかの判断です。大手企業の場合はポテンシャルの場合26~27歳くらいまででないとチャンスは少ないでしょう。大手企業で稀に30代の会計士を採用する場合もありますがは、よほど経験スキルがある場合です。


コンサルと違い、資格よりも実務や人物重視でもあり、一般企業勤務経験の無い会計士の方にとって社風に馴染む人柄など、知識・経験以外の要素で採用を判断されます。特に一般企業はそれぞれ社風が違い、監査法人やコンサルティング会社のみ経験の会計士の方は社風にフィットできるかがポイントです。


つづく