失策をして少しでも石高を減らされれば、大変な

小国の大名家に入婿したのは、正紀。

 

家綱の法事の際、警護に駆り出された北町奉行所

与力、山野辺倉之助が偶然みなりの良い少年が

二人の侍に斬りつけられる現場に出くわし助けた。

 

その7歳の少年は、それなりの大きな武家の若殿風。

自分の氏名も家の名前も言わない。

それは、知られると家にとって「取り潰し」の可能性があるから。

 

そこで、山野辺は道場仲間の正紀に預けることに。

 

そのことから、老中や御三家が絡む大きな事件に。

亡くなった祖母から受け継いだ古い家。

ところが普通の家ではなかった。

ある部屋から江戸時代にワープ。

そこで関口優佳は江戸では岡っ引きの「おゆう」となり

現代の友人分析医の友人と現代の機器を駆使し

難問を解決する。

今回は杉田玄白の弟子も登場。

片付けを指南する主人公が

色々な難問を抱えた対象者に

アプローチをしながら、新しい生き方に導く。

 

それぞれに、問題があり家族の助力がありながらも

自身の闇から出られない対象者。

 

ふんふん、身近にもありそうな登場人物たち。