只今、小児の摂食・嚥下について勉強中。
今日は離乳初期の事について書きたいと思います。
乳児嚥下
吸啜によって乳汁を飲み込む。
成熟嚥下
形ある食物を唾液と混ぜてゴクンと飲み込む。
第Ⅰ相 口腔相
第Ⅱ相 咽頭相
第Ⅲ相 食道相
第Ⅰ相
基本練習
・前に漏れないよう唇は閉じる
・顎を閉じて口の中の容積を狭くする
・下の上の食物を舌の先から口蓋に押し付けながら後方に送る
・軟口蓋で嚥下反射誘発
第Ⅱ相
・嚥下により舌骨が喉頭蓋を動かし気管に蓋
・軟口蓋が上方に上がって鼻への交通路を閉じる
・咽頭筋の力が加わり食道→第Ⅲ相へ
離乳初期
離乳初期にはドロドロの形態の離乳食をスプーンで与え始める
ポイント
・スプーンや食物を舌で巻き込む
・舌を前方に出す
・上唇は使われない
・パクパクよく動くのは下唇(下顎の開閉の動きに連れてよく動く)
・下唇を巻き込む→顎の開閉と同時に起こる。食物は口の前方が閉じられたために外に落ちずに飲み込む練習ができる。)
この時期の舌の動きは顎の開閉に連動して前後する。
第Ⅰ相に当たる。
離乳食初期の調理形態
→機能発達に適合し、機能獲得を用意にする調理形態
=口に入ったらそのまま飲めるような形態=咀嚼によりすり潰しされ唾液を混ぜあわされたドロドロの形態。離乳初期 前半=ドロドロ食 後半=ベタベタ食
注意
・水分が多いと口の中に留まらず前は奥や頬側などへ流れてしまう。
・飲みにくいので乳児嚥下で処理してしまう。
・口の中で水分と固形物が分離して危険
・水分の多いさらさらは不適当。適度な粘稠度のドロドロにするべき。
今日は離乳初期の事について書きたいと思います。
乳児嚥下
吸啜によって乳汁を飲み込む。
成熟嚥下
形ある食物を唾液と混ぜてゴクンと飲み込む。
第Ⅰ相 口腔相
第Ⅱ相 咽頭相
第Ⅲ相 食道相
第Ⅰ相
基本練習
・前に漏れないよう唇は閉じる
・顎を閉じて口の中の容積を狭くする
・下の上の食物を舌の先から口蓋に押し付けながら後方に送る
・軟口蓋で嚥下反射誘発
第Ⅱ相
・嚥下により舌骨が喉頭蓋を動かし気管に蓋
・軟口蓋が上方に上がって鼻への交通路を閉じる
・咽頭筋の力が加わり食道→第Ⅲ相へ
離乳初期
離乳初期にはドロドロの形態の離乳食をスプーンで与え始める
ポイント
・スプーンや食物を舌で巻き込む
・舌を前方に出す
・上唇は使われない
・パクパクよく動くのは下唇(下顎の開閉の動きに連れてよく動く)
・下唇を巻き込む→顎の開閉と同時に起こる。食物は口の前方が閉じられたために外に落ちずに飲み込む練習ができる。)
この時期の舌の動きは顎の開閉に連動して前後する。
第Ⅰ相に当たる。
離乳食初期の調理形態
→機能発達に適合し、機能獲得を用意にする調理形態
=口に入ったらそのまま飲めるような形態=咀嚼によりすり潰しされ唾液を混ぜあわされたドロドロの形態。離乳初期 前半=ドロドロ食 後半=ベタベタ食
注意
・水分が多いと口の中に留まらず前は奥や頬側などへ流れてしまう。
・飲みにくいので乳児嚥下で処理してしまう。
・口の中で水分と固形物が分離して危険
・水分の多いさらさらは不適当。適度な粘稠度のドロドロにするべき。